天久聖一 × よシまるシンのユニットによる初展覧会「ロゴゴ展」

8月5日(金)よりTETOKA(神田)にて、天久聖一 × よシまるシンのユニットによる初の展覧会「ロゴゴ展」が開催。

かねてより「ロゴ」「文字」「言葉」に興味を抱いてきた二人は、2010 年より6年間続けている企画「ロゴドリル」において、世間にあふれる言葉と架空の造語をロゴとしてデザイン、発表してきました。 今回の展覧会では「象形文字の誤解釈」をテーマに、漢字をモチーフにしたシュールでポップな新作のロゴ作品が並びます。会場では、ステッカー、キーホルダー、マグカップなどの展覧会オリジナルグッズの販売も予定。

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main_2 (1)© Masakazu Amahisa, YOSHIMARUSHIN

 

【作家コメント】
いままで二人ではいろんなパロディロゴを制作してきたんですが、今回はオリジナルに挑戦します。 ロゴというと普通は言葉の意味を掘り下げて、象徴化したり、抽象化する作業ですが、ウチらがやりたいのはまったく逆で、意味から遠ざかることです。象形文字の元となった事物を敢えて間違えて、ぜんぜん違う具象に落とし込むとか、よく海外でつくられた日本語のTシャツをネットで見るんですけど、外人はもとの 意味を知らないからとんでもなくマヌケな言葉や文字を、デタラメは配置でデザインしたりしてるんですよね、ああいうのが大好きで、近いというわけではないけど、同じスピリッツでやろうと思ってます。 オリジナルと偽物、オシャレとダサさ、可愛さと下品さ、プロと素人……その両方のバランスの中でどこに着地点を求めるか、いつも考えているのはそういうようなことです。でもとにかく2人ともまず「ウケたい!」という体質なので、バカだなあと面白がってもらえればと思います。
– 天久聖一 × よシまるシン

 

夜露死苦 (1)© Masakazu Amahisa, YOSHIMARUSHIN

 

8月20日(土)には、イラストレーターの白根ゆたんぽ氏をゲストに迎えたイベント「一夜スナック来夢来人(らいむらいと)」を開催。二十年来の付き合いの三者による、ほろ酔い(?)トークで展示作品や今までの活動を紐解きます。
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天久聖一 × よシまるシン 「ロゴゴ展」
会期:2016年8月5日(金)-8月28日(日)
営業時間:16:00-23:00 (水曜日休廊)
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
http://tetoka.jp/

※ オープニング・レセプション:8月5日(金)20:00-22:00 作家来廊
※ 関連イベント:「一夜スナック来夢来人(らいむらいと)」
天久聖一とよシまるシンによる、一夜限りのスナック「来夢来人」が開店!常連客のイラストレーター、白根ゆたんぽ氏とトークも!
日時:8月20日(土)19:00-21:00
ゲスト:白根ゆたんぽ
料金:1500円(2ドリンク付、簡単なおつまみサービス)

天久聖一(あまひさ・まさかず)
マンガ家/演出家/作家/映像作家
1968年香川県生まれ、東京を拠点に活動。電気グルーヴ『モノノケダンス』(2008年)、『カフェ・ ド・鬼』(2004 年)、ゆらゆら帝国『美しい』(2010年)をはじめとするミュージック・ビデオのほか、シティボーイズミックス『動かない蟻』(2011年)や日本悲劇総合協会『不倫探偵~最後の過ち~』 (2015年)など舞台の作演出を手がけ、幅広い媒体で活躍中。代表著書に、『バカドリルシリーズ』 (1994年-)、『ブッチュくん全百科』(2011年)、『味写入門』(2010年)、『こどもの発想』 (2011年)、小説『少し不思議。』(2013年)。

よシまるシン(よしまるしん)
デザイナー/イラストレーター/映像作家
1972年岩手県生まれ、東京を拠点に活動。これまでにDMM.makeウェブ企画「猫相関図」(2014年)、映画『バクマン。』エンドロールコミックデザイン(2015年)、日清のどん兵衛特設ウェブサイト「どんばれンタイン相関図」(2016年)、など多様なコマーシャルワークを通して、積極的に作品を発表している。

INTERVIEW: Ryo Matsuoka “noco&wall art festival in warli2016”

インドでの時間。日本を発つ前にずっと「なぜ私がインドに呼ばれたのだろう?」と口にしていた。それは初めており立つインドの地に何があるのか?想像もつかなかったからだ。そして私は何を描き出すのだろうと。。。描きだしたらすぐに見えてきた。目ではなく耳ではなく心でもなく。存在し始めた。「なぜ私は絵を描き始めるのだろう?」と同意だという事も。描きだしてみなければ分からない、想像もつかないのだ。そんな壮大でいい加減な遊び。0から0へ。インドは何も教えてくれない。インドは全てを知っているから。私は描く。そこに意味が必要か?そこに哲学は必要か?そこに理由が必要か?入り込む。全身を使って入り込む。自分が包み込み。それ自体から包み込まれたときに。聞こえてくる。0が。音もなく。色もない。知っているはずだ。繋がりや思いや愛情の先に。描き。遊び。描く。帰りぎわにインドはそっと、私にだけ教えてくれた。あなた自身を。私自身を。ありがとう。また来るよ。 — 松岡亮
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旅や仕事でも数々の国を訪れているアーティスト・松岡亮が唯一訪れていなかったというインド。NPO法人「WALL ART PROJECT」主催の「noco&wall art festival in warli2016」に誘われ、身一つと画材を手に約2週間インド西部・マハラシュトラ州・ワルリ族とともに生活をした。プロジェクトに招待されたアーティストたちは、現地の「カルキーパダ公立学校」の壁に期間中、絵を描き上げていく。そして、その絵は彼らが去った後でも残り現地学生は、絵に囲まれ授業を受ける。日本とは全く異なる生活環境の中、様々なことに驚き感動した彼にプロジェクトについて伺った。次回プロジェクト「第1回 世界森会議」は、ワルリ族の村にて9月1日(木)~9月9日(金)までが開催予定。
(※参加申し込み締め切りは、8月10日(水)までとなりますので、ご興味ある方はインタビュー最後の詳細にてご覧ください。)
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■このプロジェクトについて簡単に説明お願いします。
プロジェクト名の「ノコ」は、インド先住民ワルリ族の言葉で「もう十分です」を意味していて。そういう「足るを知る」という彼らの精神をリスペクトして取り組む、簡単に言えば現地滞在型国際交流プロジェクトです。プロジェクトの発端は、1人の日本人の男の子「おかずくん」がインドに出会い、現地に住んで徐々に人々と交流を深めていくうちに、彼はクラウドファンディングでインドに学校を作るプロジェクトを行いました。しかしその先に学校を建てっぱなしで終わるのではなく、そこから次に何か出来ることはないかと考えた末、アートが軸になるプロジェクトや生活や建物が軸になるプロジェクトなどを今回までに7回も開催する事になったのです。学校を建てた現地の子供からも「おかず!おかず!」って言われてるくらい親しまれ、みんなから信頼される存在です。そしてもう1人ライターの「あっこさん」が代表として活動しています。あっこさんの見る目と決断力はこのプロジェクトの大きな軸になっていて、どんなアートイベントよりも中心を感じる力です。彼女もライターとして文章を書きっぱなしで終わりにせずに、一度関わったワルリ族にちゃんと日本人として向き合えないかと思い動いているのです。2人ともすべてを受け入れて冷静に事柄を進めていく精神力があって、「人と人の出会いがすべて」と感じられる場所で私は絵を描かせてもらえたなと感じました。
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■参加したきっかけを教えてください。
プロジェクトを立ち上げたあっこさんが、僕の展示を見に来てくれて、その1週間後に「インドに来ませんか?」って言われたのが最初でした。でも、インドに訪れるまではすごく不安で。10代、20代でバックパックで旅をしていたけど、何故かインドは行ってなくて。周りの友人からもインドでの状況や生活の不自由な話も聞いたりしていたから、僕の一生ではインドは行かない運命なんだなと勝手に思っていました。そしたら突然、今になってインド行く機会に巡りあってびっくりしました。
■数人アーティストが招致されるほかにも、一般の方々も参加できるそうですね。
そうです。男女年齢問わず参加できて、ボランティアスタッフとしてそれぞれ毎日役割があります。自費での参加ですが、飛行機代はその時は8万円前後、2~3週間の生活費5万円前後だから合計13~15万円くらいで滞在できます。子供から美大生からおじいちゃんまで本当に様々な年齢とバックグラウンドの人たちが、突如ワープしたようにインドで出会う光景は面白かったですね。そしてそこで生活し会話をすればするほどみんながワープして来たのではなく、それぞれが自分で選択をしてここに集まったんだなと必然を感じる時間でした。フェスティバルの準備・お手伝い役、作家のサポート役、掃除役など自分の興味ある役につきながら、誰1人暇な時間はなくて。それぞれの役割をこなしながら、1つの方向に向かって動く。その場で初めて会った日本人とワルリ族とが食事をし生活をするから、個人旅行でも団体旅行でも味わえないまるでウルルン滞在記みたいな時間でした。
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■一般的なNPO団体による国際プロジェクトと異なる魅力な所を教えてください。
一般的な貧困の国で活動するNPO団体のプロジェクトと同じような捉え方をされるのですが、彼ら自身の活動の根源は違うのかもしれません。もちろん、現地も豊かではなく真夏のグランドで子供達が裸足で遊んでいたり、女性が重い水汲みを行ったりしています。でも、彼らはただその場に様々な日本人と現地人が交わる機会を作る事からそれぞれの何かが始まるのだと信じているのだと思います。だから、純粋に「人と人の出会い」を感じられる。アーティストにとっても、何か企画を行う必要はなく、仕事でも教育でもなく、ただただ小学校の壁に絵を描いて生活をする毎日を過ごす。現地の人もプロジェクトに何か大きな意味を求めているわけではなく、そこにあるワルリ族の何時もの生活で僕らを受け入れ歓迎してくれて、一緒に料理やお酒を楽しむ。子供達も絵を描いてる教室の中で自由にお喋りしたり、質問してきたり、一緒に遊んだり。現地の人と真正面から向き合えるゆったりとしたプロジェクトだと思います。
■中々普段東京では味わえない体験だと思いますが、生活面について教えてください。
そこで生活する為の寝袋、皿なども持参しました。また、女性が井戸から汲んできた水や地下水を大切に使います。だから体を洗ったり、洗濯をしたりするのも現代の日本でのやり方とは全然違うのです。皿を洗うにしても、金ダライ3つ分で済ませなきゃいけなくて、1つめで洗って2つめで濯ぎ、3つめで完璧に綺麗にしてタオルで拭く。料理は毎食カレーでしたが、料理担当の人達が調理するからとても美味しくお腹いっぱい食べました。あえて一番辛かった事と言えば、村に向かう初日かもしれません。飛行機を乗り換えて、その後空港から初めて会う人たちと一緒に数時間車に揺れながら、想像もできない村に向かっていく。ドキドキもあってか、みんな言葉数も少なくて。村に到着し食事をし生活が始まれば、そのゆっくりとした豊かさに疲れも心配も吹き飛びました。笑
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■初日以降のスケジュールを教えて下さい。ワークショップは行いましたか?
アーティストは、日本から3人とインドから1人で各部屋の壁に絵を描き続けました。プロジェクトの最後には、3日間フェスティバルを開催して色々な人が様々な場所から絵を見に来てくれました。滞在期間中にワークショップも行い、帰国した今思えばここでも東京との違いを少し感じました。東京のワークショップだと、最初に多くの子供達は、自分が綺麗だと思う形やキャラクターを描き始めます。そのうちに、僕の作品に引っ張られて抽象化していくんです。まずは何か絵や形を描かなければいけないという認識があるんだと思います。そう教わってしまったのかな? でも、インドの子どもたちは最初から、野生的かつ感覚的に色をただただ落とし込んでいく。学校に通える子どもたちは、ごく少人数だけどその全員でエネルギーをそのままを落とし込み、爆発させる。
そして一番驚いたのは、みんな口を揃えて「クレヨンって綺麗」と感動していたことです。クレヨンも現地では貴重で大切だから、子供達は自分の手にした12色のクレヨンに夢中でした。日本では100円ショップですぐに買えるようなものでも、現地では「これさえあれば何でも作れるよ!」って大興奮させるような特別な物に変わってしまうのです。
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■日本では子どもさえも新しい物を常に欲しがる中で、その光景は感動しますね。
私の信じている「本当の豊かさ」を感じることが出来た気がします。生活環境としては、都市部の貧困の差がかなり激しく、まだまだたくさんの不自由な部分も多いですが。子供達はテープを丸めただけのボールで何時間もサッカーして遊んでいたり、周りを見渡せば野良牛や野良鶏も校庭にいたりする。大人たちも1日を急がずに、水汲みや仕事を終えて時間になれば、食事を作って会話を楽しむ。それはのんびりと言う意味ではなく働き者の豊かさ。そういう場所で東京を思い返すと、このプロジェクトに日本から1人でも多くの人が参加してくれるといいなと感じたんです。今の東京の作り手は、ただ陣地取りのために個人の才能を消費のサイクルに乗っけているだけの人も少なくないなと思います。もったいない。特に20~30代に焦って安売りをし波に乗るべきではないし、寧ろその時期にこういう場所で色々感じることの方が重要な気がするし力になると思うのです。僕自身も10~20代の頃は悶々とした時間もあったから、色々な情報に引っ張られる年代の気持ちは分かります。アイデア勝負ユーモア重視パンク精神なんて捨てて、やるべき事を・やれる事をしっかりとやる。そういう生活の様な積み重ねていく経験から何かを感じて強くなることは、本当に美しいことだと私は思います。
(その先にユーモアがありアイデアが生れ揺るがないパンクへ)
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■最後に行われるフェスティバルに向けて、子供たちが練習をしている風景を見せていただけますか。
女の子が着ているドレスは、ワルリ族の民族衣装。

 

太鼓の音に合わせて、プロジェクト参加者も一緒に踊り出す。

 

 

 

■現地での他写真も見せていただけますか。
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「第1回 世界森会議/Global Forest Meeting」
日程: 2016年9月1日(木)〜9月9日(金)
集合 / 解散: 9月9日ムンバイ空港
場所: インド・マハラシュトラ州 ダハヌ
ゲストスピーカー: ヴァンダナ・シヴァ(インド・環境学者)、遠藤一郎(日本・未来美術家)
参加費: ¥53,000 ※宿泊費・市内交通費・食費を含む。渡航費、外食費は含まれません。
参加申し込み: info★wafes.net (★を@にかえて)までご連絡ください。
参加申し込み締め切り: 8月10日(水)
説明会「世界森会議 前夜」: 8月5日、6日開催。7日の勉強会でも詳細をお伝えします。
説明会へ参加を希望される方は、info★waafes.net(★を@にかえて)までご連絡ください。
8月5日 18時~20時 @JICA地球ひろば 603
6日 18時~20時 @JICA東京国際センター
7日 9時半~12時 @JICA東京東京国際センター
https://www.facebook.com/nocoproject
主催: NPO法人ウォールアートプロジェクト
問い合わせ先: おおくにあきこ info★wafes.net(★を@に変えてください)
http://wallartproject.net/nocoproject/

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MOJITEN 1 / 文字展1グループ展

7月24日までHHH Galleryにて、文字を礎とし独自の表現を追求しているアーティスト達によるグループ展『MOJITEN 1 / 文字展1』が開催されています。中でも、グラフィティ等の街での文化を背景に独自に活動してきたアーティスト達の作品を紹介する展示になります。

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世界中の言語、文字はそこに住む人々の地域性、歴史が反映されています。そして現代、街からも新しい文字が生まれています。アーティスト達は、自身が住むコミュニティ、ライフスタイル、精神世界への探究心、それらを背景に、文字をクリエイトし、時にそのスタイルを競いながら、メッセージを発してきました。

アーティスト達のストイックな試みは、同じ嗜好を持つ人間同士のビジュアルコミュニケーションの範疇を超え、多くの人々へ訴えかける純粋なアート作品へと昇華されています。古代から現代に流れるカリグラフィ(手描き文字)、ハンドレタリングの歴史の中に、新しい章が生まれ成熟してきています。是非その一端をご覧ください。そして彼らの作品を読み解いてください。

Text by BLACKDOT ( OC studio )

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会場では、全アーティストの作品が収録された本展限定のZINEも販売。
私たちが普段使う文字が様々なメディアやツールを通して変容していく中、改めてグラフィティやカリグラフィについて、それらの美しさについて考え直す展示を是非堪能してください。

 


MOJITEN 1 / 文字展1 group exhibition
WEB: http://hhhgallery.com/mojiten-1-group-exhibition/
Instagram: https://www.instagram.com/HHHgallery/
Featuring artist:
BIG SLEEPS, CRYPTIK, DEFER,
MAYONAIZE, PITC -dinero2078-, USUGROW

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日程: 7/2(土) – 7/24(日)
開廊: 土日のみ
時間: 12:00–20:00
場所: HHH gallery
東京都葛飾区小菅2-21-17

Opening reception
Saturday, July 2, 2016 from 16:00 to 19:00.
The event is free and open to the public,
the artists (except foreign artists) will attend the reception.
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HHH gallery is pleased to invite you to MOJITEN 1/文字展1, a group show featuring Big Sleeps, Cryptik, Defer, Mayonaize, PITC and Usugrow.

Languages and letters around the world are a reflection of regional characteristic and history of people who live there. Artists have been creating letters in the context of their own community, lifestyle and interest in spirituality, and putting out a message by competing for best style sometimes.

This kind of puritanical approach by artists has gone beyond the realm of visual communication between the people who share common taste, and sublimed to a piece of genuine art that appeals to many people. New chapter has been generated and reached a new stage of growth in the history of calligraphy and hand lettering which have been developed since ancient times. You will be able to catch a glimpse of the history at MOJITEN 1 and enjoy interpreting the artworks.

For artists biography, visit
http://hhhgallery.com/exhibition-detail/mjtn1/

To browse artists artwork, visit
https://www.instagram.com/HHHgallery/

All the artworks exhibited and a special zine that is made specially for MOJITEN 1 introducing artworks of all the participants will be available at the gallery.

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Nerhol 個展「roadside tree – Printed Matter」

本日より恵比寿・POSTにてNerhol 個展「roadside tree – Printed Matter」が開催しております。

Nerholは、書籍や印刷物といった紙の積層を「彫る」ことで美術作品へと変容させる彫刻家の飯田竜太と、アイディアを「練る」ことで二次元的表現における視覚伝達の新たな可能性を提案するグラフィックデザイナーの田中義久より構成されています。

表現領域の異なる両名はそれぞれが日常的に扱う「紙」を接点としてめぐりあい、2007年の結成以来協働して彫刻作品、あるいはそれを正面から撮影した写真作品を創出してきました。人物の肖像や連続性のある現象を被写体として連続撮影をし、写し出された百数十 枚もの像を印刷して時系列に積み重ねます。
束になった状態から緻密に彫り込んでいくことで、稜線や年輪を彷彿させる有機的な起伏のある断面が生まれます。

日々量産・消費されてゆく「紙」や「像(イメージ)」を用いることで、現代の経済活動が生み出す消費→ 生成→忘却という巨大なサイクルに否が応でも組み込まれている我々の実情を暗喩しているようにも捉えられます。

2016年5月21日(土)から8月28日(日)まで、金沢21世紀美術館にてNerholの個展「Promenade(プロムナード)」が開催されています。彼らにとって日本の美術館での初個展となる本展では、伐採処分された街路樹をモチーフとした新作シリーズ「multiple – roadside tree」を発表しています。街路樹を薄く輪切りにしては撮影を繰り返して出来上がった写真を出力し、紙の束にしてから彫り込んだ作品です。

像が印刷された写真の束は同一の素材でありながら、50通りの彫り込みを施すことによって、各々がユニークピース(一点物)の彫刻作品へと変容します。それらを羅列することで、multiple(マルチプル=量産された美術作品)として成立するのです。本展のカタログには47点が収録されています。
ユニークピースとなったマルチプルが図版としてもう一度印刷され、書籍の形を帯びて大量生産されていくのです。現代社会で著しく消費される写真の積層が一点物の彫刻作品となって価値を帯び、その表面を再び写真に収めて今度は印刷物(書籍)となって大量生産され、市場に流通する。もとはひとつの素材が繰り返し変容を遂げることで、その度に価値の転換が生じます。

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本書を見開いた状態で並列させるインスタレーションが出現するPOSTでの個展は、本作のバリエーションを見比べることのできる唯一の機会となります。同一の紙の束からあらわれる多種多様な断面を見つめながら、彼らの示唆に富むアプローチを是非体感してみては。

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Nerhol / roadside tree – Printed Matter
会場:POST
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F
T 03 3713.8670
W http://post-books.info
会期:2016年7月5日(火) 〜 7月18日(月祝)
   月休(※祝日の場合は通常営業)
時間:12:00〜20:00
クロージングパーティー:2016年7月18日(月祝) 19:00〜21:00
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NEW WEBSITE: CALM&PUNK Gallery

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6月10日よりCALM&PUNK Galleryのサイトがリニューアルオープン致しました。今後の展覧会情報については、下記リンクよりご覧下さいませ。
また過去のアーカイブも今後追加してまいります。

CALM&PUNK Gallery: http://calmandpunk.com/
FACEBOOK: https://www.facebook.com/calmandpunk/

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Recruit : 社員/ アルバイト / インターン募集

【社員募集】
 
募集職種:プロデューサー、アシスタントプロデューサー
 
業務内容:
現在、進行中の各プロジェクトのプロデュース、サポート業務を中心とし、
リサーチ、企画開発、資料作成、営業、EC運営、ギャラリー展示など、会社業務の全般を幅広く行います。
 
プロジェクト例:
・アパレル業界を中心に、ブランドコミニュケーション全般の開発
(SNSキャンペーンの開発 / 商品企画 / 販促物の企画・制作 / イベント企画・運営等)
・百貨店様向けのイベント企画プロデュース
商品企画 / 装飾企画 / 販促物の企画・制作 / 子供向けworkshopの企画・運営等)
・自社ブランドの企画開発、販促、営業。
 
求める経験・スキル:
・社会経験3年以上。3年未満の場合でも、強い関心、想いのある方は歓迎いたします。
・営業プロデューサー、ラインプロデューサー、アシスタントの経験。
・コンセプト立案からデザイン開発までの経験がある方歓迎。
コンピューターの基本操作(Word・Excel・PowerPoint)Adobe Illustrator、Photoshop経験尚可。
英語力、海外経験がある方歓迎
 
求める人物像:
・チームプレイヤーでコミュニケーション能力の高い方。
・柔軟性が高く、好奇心の強い方。
・アート、デザインの”商流”に興味のある方。
・ブランディングに興味のある方。
 
給与:前職歴、経験、能力を考慮し決定します。
試用期間3ヶ月あり。
※交通費全額支給。
 
勤務地:
ガスアズインターフェイス株式会社
106-0031東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル
 
勤務時間:10:00 – 19:00
※プロジェクトの進行状況に応じて残業あり。
 
 
【アルバイト募集】
 
募集職種:アシスタントプロデューサー
 
業務内容:
現在、進行中の各プロジェクトのサポート業務を中心とし、
リサーチ、企画開発、資料作成、営業、EC運営、ギャラリー展示など、会社業務の全般を幅広く行います。
 
プロジェクト例:
・アパレル業界を中心に、ブランドコミニュケーション全般の開発
(SNSキャンペーンの開発 / 商品企画 / 販促物の企画・制作 / イベント企画・運営等)
・百貨店様向けのイベント企画プロデュース
商品企画 / 装飾企画 / 販促物の企画・制作 / 子供向けworkshopの企画・運営等)
・自社ブランドの企画開発、販促、営業。
 
応募資格:
コンピューターの基本操作(Word・Excel・PowerPoint)が可能な方。Adobe Illustrator、Photoshop経験尚可。
英語力、海外経験がある方歓迎
 
雇用形態:アルバイト(週3~5日勤務) 
  
給与:時給 910円~
※年齢、技能に応じて応相談。
※交通費全額支給。
 
勤務地:
ガスアズインターフェイス株式会社
106-0031東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル
 
勤務時間:10:00 – 19:00
 ※プロジェクトの進行状況に応じて残業あり。
 

【インターン募集】

 
業務内容:
各プロジェクトのサポート業務を中心とした、資料作成、リサーチ、企画、営業等、業務全般を経験いただきます。
個人のスキル、その時期に進行しているプロジェクトによって随時相談いたします。
 
応募資格:コンピューターの基本操作(Word・Excel・PowerPoint)が可能な方。Adobe Illustrator、Photoshop経験尚可。
 
待遇:交通費全額支給

勤務期間:週3〜4日、合計30日間
 
勤務地:
ガスアズインターフェイス株式会社
106-0031東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル
 
勤務時間:10:00 – 19:00
※プロジェクトの進行状況に応じて残業あり。
 
 
【問い合わせ】
info@gasasif.com
03-5775-0825
担当 田邉
ご質問等ある場合も、上記メールアドレスかお電話にご連絡ください。お待ちいたしております。

EXHIBITION NEWS: Ly 個展「FAR FROM HOME」

2016年6月10日 (金) から 6月26日 (日) の会期に、CALM & PUNK GALLERY(東京 西麻布) にて、東京を拠点に活動しているペインター・Ly の個展「FAR FROM HOME」を開催いたします。

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Ly は、” SHIT”、” HATE” などの自身の『怒り』を根源に白、黒とグレーのみの独特な世界とモンスターを描き つづけてきました。そのエネルギーに 溢れたその世界観は、東京にとどまることなくパリ、バンコク、シンガポール、ロサンゼルスなど国内外のミューラルを通して発表されています。

本展「FAR FROM HOME」は、幼少のときから無我夢中で作品を制作し、様々なミューラルに描き続けてきた Ly が自分の描く世界で立ち止まり、一度振り返る展覧会です。止まることなく、自身のそのときの感情、怒り、 悲しみをミューラルに描き続けてきましたが、いつ間にか Ly と彼女の描くモンスターは自分たち の安心して過ごせる棲家から、遠く離れた場所へと行き着いてしまいました。彼女はそこで、自分の描きたかった世界が もう描けてしまったことを実感します。いつの間にか絵が社会性を持ち始め彼女の生み出してきたモンスター たちが、手からするりと離れていってしまうような感覚や遠く迄来てしまった感覚も味わい、「一体何が描きたいんだ! shit!」と、崩壊活動を繰り返します。本展では彼女が幾度の崩壊と成長を経て行き着いた世界、 ランドスケープを会場の壁面を全て 使い表現します。「ここから先は何が描けるというのだろう。」彼女は そう思い、振り返ります。彼女が本格的にはじめた画家業も11年絶ちます。今、立ち止って、これから 壊しにかかる空間をぜひご堪能ください。

 

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Ly 個展「FAR FROM HOME」
日程:2016年6月10日(金)〜6月26日(日)
※6月10日(金)19時よりオープニングレセプションを開催いたします。
開場時間:12:00-19:00
休廊日:月曜日
入場料:無料
会場:CALM&PUNK GALLERY
東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F
協賛: Hip / Colorworks
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Ly

http://www.ly-m.net/
東京生まれ。ペインター。白と黒と、グレーで只管、小さい頃から脳につくってきた世界, モンスターを描く。主に制作の根源は「SHIT,HATE」。東京を中心に、パリ、バンコク、 ロサンゼルスなど国内外でミューラルを中心に活動中。 幼少よりアートスクールで絵を学び、11歳の時、デッサンの授業で、いっしょにスクールに 行っていた友達に圧倒的な技術の差を見せつけられ彼女への嫉妬心で挫折。以降、スクールには 通うものの、自由に描くのみ。絵の上達はいっこうにせず、デッサンが下手なので美大にも いけないという被害妄想に悩まむ。 高校のときの、スケーターの彼氏の影響でストリートアートに出会い、ミューラルペイント、 グラフィティの魅力を知り、虜になるものの、彼らのグラフィティ技術に嫉妬。 ここから、彼女は、絵がうまく描けない「怒りや HATE」、「嫉妬」、「ふざけんな!」のみで 数々の作品を生み出してきました。
高校生のときからハーモニー・コリンが神様。

ART SHOW「PARK’ S GRAY」(2013,GALLERY TARGET) ART SHOW「harmony」(2014,Gallery COMMON) Mural「HATEFUL LANDSCAPE」(2014, 新宿無印 ) Mural「PARCO’ S PARK」(2015, 渋谷 PARCO) Mural「GRAY’ S LANDSCAPE」(2015,PAPABUBBLE) Mural「LUVLUVLUV」(2015,THE JAM FAVTORY/Bangkok)
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WORKS : 松屋銀座 “GINZA FASHION WEEK” by Houxo Que

松屋銀座の”GINZA FASHION WEEK”2016SSにおいて、Houxo Queをコーディネートし、メインビジュアルの制作を行いました。

GINZA FASHION WEEKは、「ファッションで銀座の街を、日本を元気にする」を目的に、松屋銀座と銀座三越、プランタン銀座、和光の4店共同で行うファッションイベント。

松屋銀座では「JAPAN POWER」「フラワー」をテーマに、日本の魅力を新たな形で伝えるプロモーションやイベントを実施。

その中で日本のクリエイティブを発信することを目的に、Houxo Queが起用され、館全体にHouxo Queが描くデザインが装飾として、館内を彩り、ファッションウィークを盛り上げました。
また、カタログやWEBサイト内特設ページ、期間内のイベントにてプレゼントされるオリジナルミラーや、チョコレートにもHouxo Queのデザインが使用されました。

カタログ http://www.matsuya.com/chirashi/g_160310_01/index_h5.html#1 (電子カタログ)

http://gasbook.net/in/wp-content/uploads/2016/04/g16031001.pdf(PDFダウンロード)

WEBサイト http://www.matsuya.com/m_ginza/sp/20160316_gfw_e.html

 

期間:2016/3/16 (Wed) – 29 (Tue)

クライアント:松屋銀座

 

【About Houxo Que】

Houxo Que(ホウコォキュウ)

東京を拠点に活動。ストリート・アート、ペインティング、インターネット・アート、メディア・アートなどの様々な回路を経て創りだされる表現で注目を集めている美術家。

10 代でグラフィティと出会い、蛍光塗料とブラックライトを用いたインスタレーション作品「day and night」をはじめ、 近年はディスプレイに直接ペイントをする「16,777,216view」シリーズなどを発表し、活動の場を現代アートへと広げている。

これまでに YVES SAINT LAURENT、Lane Crawford、TOPSHOP とのコラボレーションや、 文化庁メディア芸術祭ドルトムント展にて平川紀道との共作を展示を行った。

経歴

1984 東京生まれ

個展

2015 spectrum /西武渋谷店 オルタナティブスペース, 東京 

    16,777,216viewsGallery OUT of PLACE TOKIO, 東京

2011 Fluorescence viewMUJI cafe, 東京

 グループ展 (2007~ selected)

2015 NEO JAPAN, digitale Techniken in Malerei und illustration MICHEKO GALERIE, Munich | GERMANY東京

    ART OSAKA :Gallery OUT of PLACEブース/ホテルグランヴィア大阪, 大阪

2014 16,777,216viewBCTION, 東京

    STAR collaboration project with Sakba Tokiya 2.5D, 東京 

    光茶会 SHUHALLY, 神奈川

2012 Print and Paint/アート京都, 京都

    Post dpiHidari Zingaro, 東京

2011 days and nights with 平川紀道/JMAFD 2011, Dordmund | ドイツ

2010 Hana to DiamondCompond Gallery, Portland | USA

コミッション・企業協賛

2015 Paris Premieres Roses 2015(パッケージデザイン)/Yves Saint Laurent, Paris | FRNCE

2013 LaneCrawford, Wall PaintingHong Kong and Beijing | CHINA

    Tokyo Chocolate(パッケージデザイン)/Mary`s chocolate company, 日本

2010 Granimator™ iPad APP Artist Pack “Day and Night”Yves Saint Laurent, London | UK

    ポスターキャンペーン/TOPSHOP | UK

    TOPSHOP, Wall PaintingTOPSHOP | UK

    NIKE Idea Lab, Wall PaintingPortland | USA

http://www.quehouxo.com

Courtesy of Gallery OUT of PLACE

 

【リンク】

松屋銀座 http://www.matsuya.com/m_ginza/

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EXHIBITION NEWS: オオクボリュウ初個展「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」トークイベント

4月24日(日)まで開催しているオオクボリュウ初個展「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」のトークイベントが、4月16日(土)19時より行われます。

 

0324Dsns3 Photo by Shusaku Yoshikawa

トークイベントでは、本展の解釈だけではなく、今までオオクボリュウが影響を受けた絵や音楽、
また日々考えていることについてを語ります。

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日時:4月16日 (土) 19時 – 21時
観覧料:無料(ご予約不要、ドリンク販売有)
席数:40席ですが、立ち見でのご観覧も可能です。

トークテーマ
・なぜiphoneは割れてしまうのか
・忘れることのできない絵・音楽・映像
・アイデアのない作品に惹かれる
・自分の絵の100年後について考える
・Instagramでおすすめの犬

イベントページ:https://www.facebook.com/events/1860614200832209/
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WORKS : 松屋銀座 “DRESS UP with SHOES!” by Vita Yang

松屋銀座の2016SSのファッションの立ち上がりのキャンペーンである”DRESS UP with SHOES!”において、台湾人アーティスト Vita Yangをコーディネイトし、ビジュアル制作を行いました。

シューズにフォーカスした全館プロモーションとして、地下ウィンドウディスプレイを始め、館内にVita Yangが描く、エレガントなシューズやワンピースなど様々なファッションイラストがキャンペーンを彩りました。

期間:2016/3/2 (Wed) – 15 (Tue)

クライアント:松屋銀座

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【ノベルティキャンディー】

Vita Yangによって描かれたファッションイラストをキャンディーにし、ノベルティとしてお客様へプレゼントされました。

 

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【About Vita Yang】

Vita Yang ヴィタ・ヤン

イラストレーター。

イギリスのデモンフォート大学で靴のデザインを学ぶ。彼女の作品は常にアート、ファッション、デザインへの愛情を表現している。

主に水彩、インク、テープ、色鉛筆など身近にある様々なものを使用してた自由で遊び心のある作風で、ファインアートやファッションイラストをメインに手がけている。レトロとモダンの両方を取り入れながら、ライフスタイルを通して様々なインスピレーションを受けており、特に大好きな自転車とアートは彼女の作品に大きな影響を与えてくれている。彼女のイラストは明るい色と手描き、そして身近に感じられるほんの少しのユーモアからできているのだ。

主なクライアント:

VOGUE Brasil, STARBUCKS, HUMAN MADE , Hankyu Department Store, The Big Issue Taiwan, Elle, Jelmoli, Eslite bookstore, Relais & Chateaux, Xiao-qi, Harvey Nichols, agnès b. CAFE L.P.G. Taiwan, AVEDA, GQ, Fashionary, 2-5 Cafe, agnès b. DÉLICES, Fujin tree cafe 353 by simple kaffa, Journal Standard Furniture, Locus Publishing, Take 5, GU, Wangzhihong.com, Clinique, Marie Claire, Adidas Originals, Nine West, Bito, Tomic Design, Club Monaco, Matsuya Ginza, Dior.

VOGUE Brasilでは、スタイリストのDonata Meirellesのコラムに定期的にイラストを提供している。

シリーズ作品である「This is why I miss London so much」はGEISAI Taiwan2にてNIGO賞を、またアメリカンイラストレーションベスト30に選ばれた。

Website: http://vita-yang.com/

Facebook: www.facebook.com/VitaYang.Illustrator

 

 

【リンク】

松屋銀座 http://www.matsuya.com/m_ginza/

EXHIBITION NEWS: JUN OSON “BESIDE”

4月26日 (火) から 5月8日 (日) の会期に、TAMBOURIN GALLERY (東京 青山) にて、4年ぶりとなる JUN OSON (ジュン・オソン) の個展「BESIDE」が開催されます。

main (1)©JUN OSON

JUN OSON は、1979年愛知県生まれ、東京を拠点に活動しているイラストレーター。 これまでに、NHK「あはれ!名作くん」アニメーション (2016 年-) 、東海テレビ「かよえ!チュー学」アニメ ーション (2011 年-) 、「キリン のどごし オールライト」スペシャル缶デザイン (2015 年) 、TOYOTA「ha:mo」広告漫画・アニメーション (2015 年) 、グリコ「プリッツ」キャンペーンビジュアル (2015 年) など、 多様なコマーシャルワークを通して積極的に作品を発表している。

彼の作品は、カラフルな塗りによる表現や8の字型の顔にも見られるポップなビジュアル、そして、それらと相反する、ユーモアとアイロニーが同居したドライでウィットに富んだストーリー設定が魅力的。デフォルメされたシンプルな描写にも関わらず、個性的なキャラクターや意表を突く展開は鑑賞者の想像力をかきたてる。 以下、OSONさんの今回の展示に向けてのステイトメント。

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僕は若手作家の作品をぽつりぽつりと買っているのだが、そこで気がついた。僕はその作品を買うときにまず印象で判断する。コンセプトなどはあまり気にしない。次に判断材料になるのが「側に置いておきたい・飾りたい」と いう基準なのだ。どんなに好みの絵でも飾りにくいものは買わない。 そこで「側に置いておきたい作品」というのを今回の展示のテーマにしようと思いついた。個展のテーマとしてそんなバカげたものがあるだろうか? それは結果であって目的ではないはずで、多くの作家はそれを最優先にはしない。しかしイラストレーターである僕にはピッタリかもしれない。僕は求められている (であろう) 事に自分なりの解釈で回答するのが好きなのだ。 今回の展示は普段のビビットでカラフルな色合いや人物が大きく描かれる構図は抑え、側に置け、気兼ねなく飾れるような作品を意識して制作した。 – JUN OSON
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zucca (1) ZUCCa とのコラボレーション 2013年© JUN OSON

今回の展示は、タイトルでもある「BESIDE」を テーマに、インテリアに置かれることを想定した、大小のペインティング、シルクスクリーン、立体作品、約50点からなる新作展となる。陶芸作家・林大作 (はやし・だいさく) による マグカップやフラワーベースなどのプロダクト作品、立体作家・田中優太 (たなか・ゆうた) によるスマートフォンスタンド、ぶち木工による木工作品など、展示にて初公開となる他作家とのコラボレーション作品も発表。 また、会場では展示作品をはじめ、新作の手ぬぐいやハンカチなどのグッズ販売も行う。

4月29日 (金・祝) には、アーティストを囲みオープニング・レセプションを行うほか、会期中には関連イベントを開催予定なので、是非お見逃しなく!

 

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JUN OSON「BESIDE」
会期:2016年4月26日 (火) – 5月8日 (日)
※ オープニング・レセプション 4 月 29 日 (金・祝) 18:00 ‒ 20:00 作家来廊
※関連イベント 詳細は後日発表いたします。
時間:11:00 ‒ 19:00 (展示最終日は 18:00 まで)
休廊日:月曜日
会場:TAMBOURIN GALLERY
東京都渋谷区神宮前 2-3-24

Tel: 03-5770-2331
http://tambourin-gallery.com/

【プロフィール】
JUN OSON (ジュン・オソン)
1979 年愛知県生まれ、鎌倉市在住。 挿画や漫画など紙媒体を中心に、アニメーション、Tシャツデザインなど幅広く活動中。主な仕事に、NHK「あはれ!名作くん」アニメーション (2016 年-) 、東海テレビ「かよえ!チュー学」アニメーション (2011 年-) 、 「キリン のどごし オールライト」スペシャル缶デザイン (2015 年) 、TOYOTA「ha:mo」広告漫画・アニメー ション (2015 年) 、グリコ「プリッツ」キャンペーンビジュアル (2015 年) 、スチャダラパー LIVE 映像 (2015 年) 、Fred Perry (フレッドペリー) Covent Garden店鋪ディスプレイ (2015 年) 、ZUCCa (ズッカ) とのコラボレーシ ョングッズ (2013 年) 、SONY ワイヤレススピーカー特設サイト (2013 年) 、Laforet Fashion week カタログ (2012 年) などがある。

EXHIBITION NEWS: 奥山由之写真展「THE NEW STORY」

4月17日(日)まで、恵比寿・POSTにて奥山由之写真展「THE NEW STORY」が開催されます。

写真集「THE NEW STORY」は2015年末に、光の捉え方をテーマに一群となった奥山の写真を
アート・ディレクターのHiroyuki Kuboが編集して刊行されました。 今回の展覧会は「THE NEW STORY」から、
奥山が改めて展覧会という形に再構成する試みです。少部数で発行され、瞬く間に完売となってしまった
写真集は、今回の展覧会に合わせて20部限定のスペシャルエディションを刊行、会場で販売いたします。

unnamed©Yoshiyuki Okumura

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©Yoshiyuki Okumura

 

 

 

 

「-柔らかいといえば光。晴天でも薄い半透明の照明用の紙でデフューズされたような光。
日本独特な光の構造がそこにはある。太陽からの直接光ではなく、常に反射し拡散された光。
それは複雑に都市の中に、その建築の中に色々な角度で反射する。僕ら人間=動物は環境に左右されて生きている。
もちろん精神、それにともなう文化も、最初に言及した地図上の位置の問題やその独特な光に左右されている、
もっというと規定されている、好むと好まざると。

この本にはそんな日本に、特に東京に独特な光の構造の数々が写っている。
東京じゃない写真も何点かあるにしても、僕はそれらの光を見て、あー東京の写真だなーと思う。」

(ホンマタカシによる序文より抜粋)

 

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©Yoshiyuki Okumura

 

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【展覧会】
奥山由之写真展「THE NEW STORY」
会期:2016年3月29日(火) – 4月17日(日)
時間:12:00 – 20:00 /月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場:POST
※オープニングレセプションの開催はございません。

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【作家略歴】
奥山由之 (Yoshiyuki Okuyama)
写真家・映像作家。
1991年1月23日生まれ。大学在学中の2011年に、第34回写真新世紀優秀賞受賞。
受賞作「Girl」が2012年に写真集として出版される。
2015年、約5年間におよび撮りためた写真集「BACON ICE CREAM」が完成。
私家版写真集に「THE NEW STORY」「march」がある。

【写真集概要】
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奥山由之写真集「THE NEW STORY」Special Edition
仕様:B4 変型 布張り上製本 80 ページ 20 部限定
特装箱入り サイン入りプリント付き
価格:35,000 円+税
寄稿:ホンマタカシ
アートディレクター:Hiroyuki Kubo

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EXHIBITION NEWS: Julian Klincewicz “HEY, I LIKE YOU”

本日4月1日(金)より限定3日間で、ジュリアン・クリンスウィックスの新作展示”HEY, I LIKE YOU”がhttps://www.instagram.com/so_gallery/
にて開催されます。

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“Hey, I like you” (絹の旗II)は、 人間の絆の代わりになるような、人と貴重なモノとの関係性を探る関連作品を手がけるジュリアン クリンスウィックスのシリーズ第二作となります。最初の展示は、2015年10月にカリフォルニア州のLUXギャラリーで開催されました。チャンプマガジン後援で行われる今回の展示では、小さめのハンカチの隣に大きな絹の旗を置き、両方に金色ホイルの文章がついています。モノが人間関係や人との繋がりの代理人/代用品/仲介者になりうる(多くの場合そうなっている)というアイディアやプロセスを、特に親密や脆さという面から探ります。この作品は皮肉という概念への反応でもあり、子供時代や純粋さもこの作品群のカギとなるテーマでもあります。

期間限定の展示を是非お見逃しなく!
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“HEY, I LIKE YOU”
会期:4月1日(金)〜4月3日(日)
時間:12:00 – 18:00
場所: SO GALLERY
後援: Champ Magazine

Julian Klincewicz
ロシア人写真家/デザイナーのゴーシャ・ルブチンスキー、ニューヨーク、ロザンゼルスで展開する女性服レーベルのエクハウス・ラッタ、現代画家のケルシー・ブルックス、ラッパー/プロデューサー/デザイナーのカニエ・ウェストなどと仕事でコラボしている。“Hey, I like you” (絹の旗II)は、クリンスウィックスの4度目の個展であり、東京では2度目の展覧会である。昨年の4月にクリンスウィックスは“YUM” というマルチメディアのインスタレーション/ビデオ展を原宿のギャラリー、ロケットで開催した。

“Hey, I like you” after party will take place at KOARA BAR in Shibuya.
“WATER WORKS”
at KOARA BAR in SHIBUYA.
DJ’s – TIKINI, KOKO MIYAGI, TOBY FELTWELL, and POSH GOD (Miami)
B1F Koritsu Build, 1-13-15 Jinnan,
Shibuya-ku, Tokyo 150-0041
First Drink : ¥1000

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EXHIBITION ハーレー・コーテッズ 個展「Poemas」

4月2日(土)よりアメリカ出身のアーティスト兼ミュージシャンのハーレー・コーテッズの日本初個展がWISH LESS GALLERYにて開催されます。

 

harley_main©Harley Cortez

ハーレー・コーテッズは、ここ12年の間、ミクストメディアおよび映像等を含むマルチメディア作品を積極的に創造し、過去3年間に置いては、多くの作品をグループ展にて発表してきました。
カフカ、ペソア、ヴォネガットなどの文学、さらに小津映画やキェシロフスキらに影響を受け、作品のスタイルはファインアートとストートアートを往来します。 ハーレーの作品は、しばしばシルクスクリーンの様に見られますが、実際は異なり、ペインティングや写真のコラージュで構成されています。彼はペインティングとは一体何なのか? という疑問を探る壮大な挑戦を自らに課せ、それを追究しています。

 

さらに音楽家と映像作家としても様々な媒体を駆使しながら、この世に生きる事全てにおいての意味を見いだそうと励んでいます。 過去には大型のペインティングをはじめ、小さなドローイング、映画(デジタル/フィルム) 制作も行ってきました。作品は主にショートフィルム、フィーチャー映画、さらに映画のポスターやアルバムカバーなどにも起用されています。これまでにニューヨークおよびロサンゼルスにて発表をしてきましたが、今回が日本初の個展開催となります。 世界中を旅して周る事が、自身の制作へ大きく影響を与えると本人は語ります。
近い将来には、メンズウェアBespokenの創設者/デザイナーであるSammy Fayedと共に 「ハーフブラッド」という愛称でLPをリリースします。さらには、実験映画の脚本、ショ ートフィルムなどのサウンドトラック制作にも携わる予定です。

 

大胆に配置された写真のコラージュや思いのまま走らせた筆使いなどが印象的なハーレー・コーテッズの個展を是非お見逃しなく!

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ハーレー・コーテッズ個展「Poemas」
場所:WISH LESS gallery (東京都北区田端5-12-10)
日程:2016年4月2日(土)~24日(日)
※最終日18時終了 水木金 16:00~21:00・土日 12:00~19:00
休廊日:月・火曜日
オープニングレセプション:4月2日(土)18:00~20:00

Harley Cortez/ハーレー・コーテッズ
ニューヨークとロサンゼルスに拠点を置き、活動を続けるビジュアルアーティスト・音楽家・映像作家。
様式に捕われず、自由な発想とスタイルでペインティング画および抽象的な作品を制作する。
作品はこれまでにレコードのジャケットや映画、ポスター等に多く起用される。

スクリーンショット 2016-03-25 14.21.51

EXHIBITION: ぬQ「カゼノフネ公園」

TETOKAにて、4月1日(金)から東京では約3年ぶりとなるぬQの個展「カゼノフネ 公園」が開催されます。

スクリーンショット 2016-03-25 14.21.51©nuQ

ぬQは、多摩美術大学大学院修士課程修了後、現在は東京を拠点に、アニメーションや、絵画、漫画作品を制作しているアーティストです。代表作であるアニメーション作品「ニュ~東京音頭」(2012年)は、第18回学生CGコンテスト最優秀賞を受賞、第16回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選ばれ、国内はもとより、イタリア、イギリス、スイスなど多くの国でも上映され話題となりました。 近年では、チャットモンチー「こころとあたま」ミュージックビデオ(2015年)や、ローソン「新黄金チキン」プロモーション映像(2015年)、「RED BULL MUSIC ACADEMY TOKYO」キャンペーン映像(2014年)など、数多くの映像広告を通して積極的に作品を発表しています。

 

ニュ~東京音頭2 ​「ニュ~東京音頭」 2012 © nuQ

ぬQの制作の根底には、日常で感じた矛盾や不条理と、それらを解決しようとする強い意志があります。 目の前に現れた理不尽なできごとや、将来に対する不安など、現実に抱える問題をデフォルメすることで生まれる違和感のある世界は、キラキラ明るいチャーミングなものと、それに相反する不気味でおどろおどろしいものが同居し、作品の魅力となっています。二子玉川に打ち上げられた花火から生まれた 「玉川ふたこ」や、筋肉痛で休学中の高校生「最果一郎(さいはていちろう)」、無数の大陸を縦横無尽に旅し続ける小学5年生の「さよちゃん」と「エビ天」など、ポップでコミカルなキャラクターたちが、目の前の不可解な状況を解決していく様子は、 ぬQ自身の姿を投影しているかのようです。
今回の展示では、初公開作品「カゼノフネ公園」をはじめとする新旧の平面作品とアニメーション作品を発表。
以下、ぬQによる「カゼノフネ公園」についてのステイトメント。

 

宇宙に浮かぶ「カゼノフネ公園」は、都市計画の一環として廃星を再利用して作られた移動型の公園。
天気の良いピクニック日和にだけ姿を現す、不思議な公園。
多忙な生活を送る地球の人々が、休息や運動のために訪れる憩いの場。
聖火ジョギングをしたり、フルーツボートに乗ったり、無重力を利用したトランポリンや滑り台で遊んだり、
犬の散歩をしたり、箱舟型売店「ノア」でお菓子やサンドイッチを食べたり・・・。 各々が思い思いの時間を過ごす「カゼノフネ公園」は、 発展と過密の一途を辿る現代を生きる、私たちの理想郷です。 – ぬQ

 

kokoro チャットモンチー 「こころとあたま」MV
制作:キューンミュージック 2014

展示の会期中には、シシヤマザキやタナカカツキをゲストに呼ぶトークイベントを開催したり、展覧会オリジナルグッズや飲食メニューなどの提供も行うなど盛りだくさん!
不思議で違和感を覚えるぬQの世界観を是非堪能してください。

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ぬQ「カゼノフネ公園」
会期:2016年4月1日(金)-4月24日(日)
【オープニング・レセプション:4月2日(土)20:00-22:00 作家来廊 】
イベントページ:https://dl.dropboxusercontent.com/u/6615765/kazenofuneibe.html
営業時間:16:00~23:00
休廊日:水曜日
※イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページ、フェイスブックをご確認下さい。
会場:TETOKA東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309

【トーク・イベント:4月2日(土)18:30開場 19:00開演 (20:00終了予定)】 ゲスト:シシヤマザキ
先着順定員30名、1,500円 (1ドリンク付)
内容:アニメーションや新作、マイブームについて…「好きな三大◯◯」を、矢継ぎ早にトーク!
両者のキラキラやポップの源泉を探ります。 溢れ出す乙女パワー!シシ&ぬQベイビーズ・ソサエティ便りをお送りします。

【トーク・イベント:4月16日(土)18:30開場 19:00開演 (20:00終了予定)】
ゲスト:タナカカツキ
先着順定員30名、1,500円 (1ドリンク付)
内容:漫画のこと、肉体のこと、「ワタミ夢ストリート」(※)のこと…
最近受け止めきれなかった驚愕の出来事を会場で共有。
心の間取りを広げてワンランク上の人間に進化!
サウナ大使・タナカカツキと無職天使・ぬQによる男と女のラグジュアリー・トーク!
(※)ぬQが学生時代から注目しているワタミ創業者・渡邉美樹によるワタミグループの記念館。

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EXHIBITION: イラストレーター・映像作家のオオクボリュウ初個展「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」開催

4月8日(金)から4月24日(日)の会期に、CALM & PUNK GALLERY(東京 西麻布)にて、
東京を拠点に活動しているイラストレーター・映像作家、オオクボリュウの初個展
「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」を開催いたします。

 

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©Ryu Okubo

オオクボリュウは、柔らかな手描きのタッチと、生き生きとした有機的な表現を武器に、
雑誌や書籍、映像、 広告を通して積極的に作品を発表しています。
本展は、かねてから構想を練っていた試みのもと、今回のために制作されたアニメーション、
ペインティング、 ドローイング、テキスタイル、立体作品、100点から構成される新作展です。

初日の4月8日(金)には、アーティストを囲みオープニング・レセプションを行うほか、
4月16日(土)にはトークイベントを開催いたします。トークイベントでは、本展の解釈だけではなく、今までオオクボリュウが影響を受けた絵や音楽、また日々考えていることについてを語ります。

初個展にして100点もの作品が並ぶ圧巻の展覧会へ是非お越しください。

 

作家ステイトメント
生活をしていると「これを作品にしたらどうだろう」「こんな展覧会はどうだろう」と思う瞬間がありますが、
そうやって心を動かされるモチーフや出来事は何気なく、あまり驚きのないものが多いような気がします。
例えば、「iPhone を落としてしまった」といった些細な出来事でも、ぼくにとっては絵を描くのに
十分な動機になり得ます。そうした日々の想像がようやく頭の中で一つの形になったので、
作品を作って展覧会をすることにしました。

オオクボリュウ

キュレーターステイトメント
オオクボリュウの描く世界には、人の姿を模したキャラクターや動植物が多く登場する。
無機物でさえも愛らしい手描きのラインで表現され、一見それは人懐っこい様相を呈している。
しかし、同時に冷めている。

それは、すごく都会的で、現代的。

何かを探しているわけではなく、既にその世界が存在している。 それは、他者が持っていない「現実」が
オオクボの頭の中にはあるということのように思う。

我々の感じる現実は時に優しく、身がよじれるほどの幸せを私たちに感じさせるが
時に信じられないほど重圧や苦悩を産む。そんな重みもオオクボの世界の「現実」は持っており、
その重みでオオクボの手描きのラインはしっかりと我々の現実にも定着する。
不思議なことに、その様子は颯爽と軽快である。

CALM & PUNK GALLERY 安部 憲行

 

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オオクボリュウ初個展「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」
日 程: 2016年4月8日(金) – 24日(日)
※4月8日19 時より、オープニングレセプションを開催致します。
※4月16日(土)19時 – 21時にて、トークイベントを行います。 (入場料無料・予約不要)
開場時間: 12:00 – 19:00
※休廊日:月曜日 入場-無料
会 場: CALM & PUNK GALLERY 東京都港区西麻布 1-15-15 浅井ビル1F
https://www.facebook.com/events/1860614200832209/

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トークイベント
日時:4月16日 (土) 19時 – 21時
観覧料:無料(ご予約不要、ドリンク販売有)
席数:40席ですが、立ち見でのご観覧も可能です。

トークテーマ
・なぜiphoneは割れてしまうのか
・忘れることのできない絵・音楽・映像
・アイデアのない作品に惹かれる
・自分の絵の100年後について考える
・Instagramでおすすめの犬
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オオクボリュウ / Ryu Okubo
イラストレーター・映像作家。幼少期をアメリカ・ルイジアナ州で過ごす。
2011 年にアニメーションで制作したヒップホップグループ PSG の『寝れない !!!』が話題となる。
イラストレーターとして雑誌 POPEYE、BRUTUS、TRANSIT、Number等で挿絵、細野晴臣の著書、
ボブ・ディランのディスクガイドの挿画、BEAMS-TでのTシャツデザインを手がける。
映像ディレクターとしては斉藤和義、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、group_inou、
快速東京、D.A.N.のMVをいずれもアニメーションで制作。その他、東京メトロ広告、MTV、
SPACE SHOWER TV SPOTやショップの内装アートワーク、ライブでの映像演出等、
手描きのイラストを生かした活動を展開。
http://dddddragon.info/

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EXHITBITION: THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”

3月12日(土)より、パルコミュージアムを中心にパルコ館内・館外にて、結成25周年を迎えたデザイン集団Tomatoのエキシビションが開催。Tomatoは2002年に弊社GASBOOKからも作品集を出版しております。

 

「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」 と題された初のレトロスペクティブ・マルチメディア・エキシビションでは、彼らが創作してきた様々な作品を一堂に見ることができます。結成から25年間に渡り作られてきた商業作品や自身たちの作品、チーム内で実験的に制作された作品も展示。また、一般には初公開として、Tomatoが Underworldの為に制作したレコードジャケット、グラフィック、映像、アートワークなども並びます。

 

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Tomatoは, 1991年にロンドンで発足し、先駆者として知られるアーティスト、ミュージシャン、デザイナーとクリエイティブ思想から構成されています。彼らはデジタル世紀の先導者としてグラフィック、バーチャルメディア/デザインの最先端を常に走り続けてきました。1996年に公開された映画『トレインスポッティング』のアートワークと音楽で世界的に一躍脚光を浴び、今でも様々なアーティストに影響を与えています。
現在Tomatoのメンバーは、ロンドン、メルボルン、東京、カッセル(ドイツ)と、世界中の都市に分散し、世界中から新たな表現作品を作り続け、現在でもメディアデザイン、映像、ブランディング&CI、ファッションデザイン、近代彫刻&都市建築設計、実験的コンピューターグラフィック、ファインアートなどの分野で活躍。タイポグラファー/アーティストとして知られ、外国人として初めて東京タイプディレクターズクラブの会員にもなったJohn Warwicker、Work Not Workのファッションブランドも立ち上げているSimon Taylorなどが在籍。音楽の分野ではTomatoの創立メンバーでもあるKarl HydeとRick Smithの2人が作る世界中に影響力のあるエレクトリック・デュオUnderworldも在籍し、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督を努めたことが記憶に新しい。

 

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TOMATO2

 

今回の展覧会では、渋谷パルコ「PARCO MUSEUM」、「GALLERY X」、そして階段などを活用したインスタレーションギャ ラリーを中心に渋谷パルコ全館、また渋谷の街や様々なインスタレーションで彼らのクリエイティブな世界を存分に堪能できます。『Tomato』がどのような道をたどってきたのか、今何処にいて、何処に向かっているのかを示す総合的なプロジェクトとなります。

 

ほかには、Tomatoプロデュースの期間限定POP-UPショップオープン(ファッションブランドや彼らがセレクトする書籍など)、エキシビションの開催を記念した書籍3冊も出版するなど盛りだくさんのイベントとなっている。また、エキシビションを記録した会場限定販売の図録”THE TOMATO PROJECT “O””、ジョン・ワーウィッカーの写真集 “One Thousand Fathoms Deep”とUnderworld初の書籍“The Box of the Books of the Book of Jam” も発売。Tomatoメンバーによるトークショー等の開催も予定されています。

グッズ販売だけではなく、この春開局をする「渋谷のラジオ」とコラボレーションやAR技術を駆使してストリートにもバーチャルなアートを展開。パルコ館内や街頭の大型ビジョンでは映像作品も放映します。

Tomato結成25周年をお祝いするにふさわしい大型エキシビションを是非お見逃しなく!
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「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」
開催場所:パルコミュージアム(PART1・3F)、ギャラリーX(PART1・B1F)
※パルコミュージアムを中心に、パルコ館内・館外、渋谷の街を使い、アート展示、インスタレーションを行います。
日程:2016年3月12日(土)― 4月3日(日) 10:00~21:00
入場料:一般500円・学生400円・小学生以下無料
www.parco-art.com
※詳細情報などは更新され次第、本HPにて公開致します

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EXHIBITION NEWS: てらおかなつみ展示「ライフワーク」

2月24日より、京都・kara-Sギャラリーにて、イラストレーターのてらおかなつみによる
個展「ライフワーク展」が開催されます。

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独自の柔らかい線で描いてきた4年間の集大成が発表。
グッズ販売も行い、会場では温かい飲み物片手にリラックスして
作品を楽しめるとのこと。

大学を卒業しこれから益々活躍する彼女の作品に是非癒されてみては。

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期間:2016年2月24日(水)〜28日(日)
時間:11:00 〜 20:00
会場:kara-Sギャラリー
http://www.kara-s.jp/gallery/20160224_teraokanatsumi.html

寺岡 奈津美 teraoka natsumi
1993年生まれ
京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 グラフィックデザインコース4年生
自らが描く柔らかい線が特徴のイラストを用いてデザインもしています。
HP: http://kyoto.lolipop.jp/inu/teraoka/
Twitter: @teraoka_natsumi

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EXHIBITION: オオクボリュウ「Drawing For New Year」

2016年2月6日(土)より、SUNNY BOY BOOKS(学芸大学)にて、
イラストレーター・映像作家 オオクボリュウの展示フェアが開催されます。
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会場では、2016年のカレンダーのために描いたA4サイズの習作12点を
展示・販売するほか、スウェット、ロングTシャツをはじめとする
オリジナルグッズも販売。

最近東京メトロのCMでも独自のゆるいキャラクターを描き、
今年ますます注目が集まりそうなオオクボリュウの展示。
是非お見逃しなく!

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【プロフィール】
オオクボリュウ/ Ryu Okubo
イラストレーター・映像作家
PSG、D.A.N.、斉藤和義やGotch(後藤正文)らのMVをアニメーションで手がける他、
細野晴臣『HOSONO百景』(河出書房新社)の装丁や、雑誌イラスト、
東京メトロ、SPACE SHOWER TV、MTV等のCMで知られる。
http://dddddragon.info/

【フェア概要】
展覧会名:オオクボリュウ「Drawing For New Year」
会期:2016年2月6日(土)- 2月25日(木)
営業時間:平日 13:00-22:00/土日祝 12:00-21:00
定休日:金曜日
会場:SUNNY BOY BOOKS
東京都目黒区鷹番2-14-15
URL:http://www.sunnyboybooks.jp/

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NEWS: 松岡亮 ZINE NO.3発売

松岡亮にとって、子供の頃から遊び続けている絵を描く事と同じく、糸と布とミシンで遊びながら
出来上がっていった刺繍。

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だんだんと遊びが広がり、刺繍も繋がり広がり続けてきて、そしてこの先の広がりを感じ始めた今。
2000年代前半に制作していた初期の刺繍から24枚の作品をまとめて1冊のZINE(小冊子)としてこの度発表。
それは何も変わらない遊び。そこから始まる遊び。この先の広がりを想像させる遊びに。
刺繍だけの1冊。他にはない特別なZINEを是非ご覧ください。

 

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ZINE NO.3
A3サイズ
オールカラー/24ページ
1500円

購入・お問い合わせはメールまたは下記のサイトより
SHOPサイト
http://ryoart.cart.fc2.com/
ホームページ
http://www.ryoart.com

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まったく新しいアニメーション・フェスティバル GEORAMA2016開催!

世界のアニメーションの達成を一望できる上映プログラムや、音楽・美術など他ジャンルとクロスしていくユニークなイベントによって構成される“まったく新しいアニメーション・フェスティバル」”「GEORAMA2016」が開催されます。

GEORAMA2016」では、既に世界”最狂”のクレイ・アニメーション作家ブルース・ビックフォードが、宇川直宏(DOMMUME)のキュレーションのもと、坂本慎太郎、コムアイ(水曜日のカンパネラ)with WEDNESDAY’s MODULAR、七尾旅人ら強力な国内アーティストと未知のコラボレーション・ライブを繰り広げる「チャネリング・ウィズ・ミスター・ビックフォード」、さらにビックフォードを隅々まで味わい尽くすための特別企画「ブルース・ビックフォードのガレージ」、「ブルース・ビックフォードと過ごす特別な一夜」の開催を発表。

さらに日本初来日となる世界最高峰のアニメーション作家、ドン・ハーツフェルトによる「ドン・ハーツフェルトの夕べ」、そして久々の復活決定の報を受けSNS上では早くも戦慄の叫び声が上がりつつある「変態アニメーションオールナイト2016」の開催を次々と発表し、大きな反響と熱い支持を受けこの度、「GEORAMA2016」のメイン会場である座・高円寺にて計5日間開催される「GEORAMAセレクション」の全貌が一挙発表されました。

なお、座・高円寺会場は、世界のアニメーションの達成をできるかぎり多く堪能していただけるよう、前売1日券を特別価格1,000円で販売。

 

世界の一線級で活躍する作家による上映&対談企画「ハウ・ユー・ゲット・ゼア」に、デイヴィッド・オライリー、ドン・ハーツフェルト、ケイレブ・ウッド、ひらのりょうらが出演!

デイヴィッド・オライリー
デイヴィッド・オライリー

ドン・ハーツフェルト©bitter films
ドン・ハーツフェルト     ©bitter films

 

まず2月5日(金)にトップバッターを飾るのは、アメリカのみならず世界のインディペンデント・シーンを代表する2人の作家のコラボレーション・プログラム。CGアニメーション作家として著名で、スパイク・ジョーンズ監督『her/世界でひとつの彼女』のゲームシーンや人気カートゥーン・シリーズ「アドベンチャー・タイム」のゲスト監督なども担当したデイヴィッド・オライリーと、最新作『明日の世界』がアカデミー賞短編アニメーション部門の有力候補とされるドン・ハーツフェルトによる夢の生対談。

アメリカ・インディペンデント界の「今」を背負った二人がどのような言葉を交わすのか? また、同日にはデイヴィッド・オライリーによるスペシャル・レクチャーも実施されます。

 

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『エクスターナル・ワールド』(デイヴィッド・オライリー監督、2010年、アメリカ)

 

続く2月16日(火)には、アニメーション作家たちが作り上げるコミュニティにフォーカス。動画サイトVimeoで絶大な人気を誇る多国籍若手アニメーション作家集団「レイト・ナイト・ワーク・クラブ」と、日本の作家たちが自ら雑貨を売る「ANIME SAKKA ZAKKA」が夢の共演を果たします。レイト・ナイト・ワーク・クラブからはケイレブ・ウッドが来日、ANIME SAKKA ZAKKAは主催者のひとり若井麻奈美が登壇し、対談します。なお、ANIME SAKKA ZAKKAは座・高円寺会場にて、期間中、特別出張販売を、ケイレブ・ウッドはライブ・アニメーション・パフォーマンスも行います。

 

2月17日(水)は、日米を代表する運動創造の魔術師対決。ケイレブ・ウッドと平岡政展が登場し、予測不能な彼らの世界、そのメタモルフォーゼの行く末までをじっくりと掘り下げます。

 

2月22日(月)には、昨年(2015年)11月に渋谷で行われた話題の展示『パワースポット展』を共同で開催した、ひらのりょうぬQ最後の手段の三者が座・高円寺に再度集結。3組のこれまでの活動を上映やトークで振り返ります。

 

 

国内未公開長編アニメーションショーケース」「最新短編セレクション」では、現在世界で最もホットな作品が世界中から集結!

上映プログラムも充実です。いま、アニメーション界では長編が面白い!

「国内未公開長編アニメーションショーケース」では、日本未公開の長編アニメーションを厳選。地域性を濃密に反映し、作家たちの息遣いとリアリティを伝える、優れた達成をここで一望することが出来ます。

 

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『アスファルト・ウォッチ』(シェイン・イーマン&セス・スクリバー監督、2013年、カナダ)

カナダからは作家自身が体験したヒッチハイクをベースにしたローファイ長編『アスファルト・ウォッチ』(監督:シェイン・イーマン、セス・スクリバー)が到着。

アメリカ・カリフォルニア郊外の砂漠に住む人々の独白で構成される『楽園の果て』(監督:O.N.L.S.D&ゲルハルト・トレミ&レオ・カリス)。

韓国からは、数々の映画祭で受賞を重ねる傑作『フェイク』(監督:ヨン・サンホ)をご用意、現代社会の宗教と暴力を抉ります。

南米コロンビアからは、内戦の状況下に生きる若者たちの青春物語『追放』(監督:ディエゴ・ゲラ)を上映します。

 

 

またカートゥーン・ネットワーク史上初の「ミニシリーズ」である『オーバー・ザ・ガーデン・ウォール』(監督:パトリック・マクヘイル)を長編として再編集したバージョンも上映。

 

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『モンスター・ロード』(ブレット・イングラム監督、2004年、アメリカ

そしてご存知、クレイ・アニメーション界の生ける伝説ことブルース・ビックフォードを追った珠玉のドキュメンタリー『モンスターロード』(監督:ブレット・イングラム)も、皆様からの熱いリクエストにお応えして上映いたします(ビックフォードの代表作『プロメテウスの庭』(1988年、30分)と併映)。

 

また「最新短編セレクション」は、彩り豊かな2プログラムをそれぞれ<終わりなきロードトリップ><不気味の谷>と題してピックアップ。

新時代に突入した短編アニメーション界……指針なき時代にたくましく自らの世界観を育む珠玉の作品群をご紹介します。

アカデミー賞受賞作家で人気のクレイ・アニメーション作家アダム・エリオットの最新作『アーニー・ビスケット』などが上映されます。

 

 

 

 

 

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『アーニー・ビスケット』(アダム・エリオット監督、2015年、オーストラリア)

 

実験的プログラム「暗闇のアニメーション」では、ロッテルダム映画祭グランプリ受賞者牧野貴によるライブ上映パフォーマンスも!

そしてGEORAMA2016のグランドフィナーレを飾るのは、2月23日(火)に開催される特別企画「暗闇のアニメーションII 特集:牧野貴のアニメーション」。

普段はアニメーションとは思われない作品の「アニメーション性」にあえてフォーカスを当てるこの企画は、GEORAMA2014で第一回が開催され、その斬新かつ瑞々しい体験に来場者から爆発的な反響がありました。その第二弾にして久々の復活となる今回は「特集:牧野貴のアニメーション」と題して、ロッテルダム映画祭のグランプリ受賞作家で、観客の脳内に創造の火花を散らす実験映画作家・牧野貴をゲストに、牧野貴選出による「アニメーション作品」と、牧野貴作品のコラボレーション上映(ライブ演奏付き!)を実施。トークセッションもたっぷりとご用意し、強烈で、忘れられない、素晴らしい余韻を皆様にお届けします。

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『Space Noise 3D』(牧野貴監督、2015年、日本)

 

いよいよその全貌が明らかとなったアニメーションの祭典「GEORAMA2016」は、2月2日に行われる「ドン・ハーツフェルトの夕べ」を皮切りに、2月23日の「暗闇のアニメーションII 特集:牧野貴のアニメーション」まで3週間、都内数カ所で続々と開催されます。

スケジュール、チケット情報等は今後のアップデートも含め公式ウェブサイトtwitterFacebookで次々配信予定!ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

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NEWS: “DON’T THINK JUST SALE” SPECIAL WINTER SHOP IN CALM&PUNK

グラフィック / アートブック『GASBOOK』などを展開する弊社が、
CALM&PUNK GALLERYでセールを1月28日(木)より開催!

 

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1996年設立以来、毎号ひとりずつ注目クリエイターをフィーチャーしている『GASBOOK』は、
YOSHIROTTENや加茂克也、吉田ユニほか、バックナンバーも販売。
また、国内外アーティストとのコラボによるデザインTシャツ “T by GASBOOK”、
レディースブランド「20,000,000 fragements」のアイテムと、
同社オンラインショップ “HELLO GASSHOP” からセレクトされたプロダクトなどを、
最大90% OFFで提供いたします!

 

温かい飲み物もご用意してますので、寒空の中ゆっくりしに来てください。

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DON’T THINK JUST SALE by GAS AS INTERFACE
日程: 1月28日 (木) 〜 1月31日 (土)
(木: 12:00〜20:00/ 金: 12:00〜22:00/ 土日: 12:00〜19:00)
会場: CALM&PUNK GALLERY
住所: 東京都港区西麻布1丁目15−15
HP: calmandpunk.com
Instagram: @gas_as_interface

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INTERVIEW: Julian Klincewicz

シカゴ生まれサンディエゴ育ちの若手クリエイター、Julian Klincewicz。10歳からスケートにのめり込み、現在は映像作家、ミュージシャン、アーティスト、モデル等ジャンルを超えて活躍している。パーソナルな目線から撮影する独自のスタイルが話題を呼び、近年ではファッションブランド・Gosha Rubchinskiyとのコラボレーションや原宿・ROCKETでの展示を行ったばかり。映像にとどまらず、様々なメディウムを使い作品を発表している彼にクリエイティブのルーツ等を伺った。

IMG_4042https://www.instagram.com/julianklincewicz/

 

■幼少期の頃はどんな少年だった?
ポーランド系ハンガリー人の家族と7歳までシカゴで過ごしたよ。そのあと、お母さんと妹と一緒にサンディエゴに引っ越したんだ。幼い頃は、なにかと登ることが好きだったね。シカゴで住んでたアパートの天井や壁を走れるように柱とか棒を集めたりしてた。揺らしてから登ったりして、どんな形の木でも登れるくらいだったよ。
それでサンディエゴに移ってからは、一年間体操競技もやったね。サーカス団に入って、一輪車、綱渡り、空中ぶらんこ、ジャグリングとか少しトランポリンとかもやったりもしたよ。10歳でスケートボードを始めて、最終的にサーカスをやめるほどにスケートに夢中になったんだ。

■10歳の頃からスケートを続けているけど、自分自身にも作品にも影響してきてる?
そうだね。スケートボードは、人生で初めて夢中になったものだから。スケートって本当にクリエイティブなジャンルなんだよ。自分で行っていることすべてが、クリエイティブじゃないといけないんだ。例えば、ボード上でのスタイルのレベルやアートワーク、どのように人がその場所を撮っているか、映像作家がどのようにスケートのトリックを写しているかなど。
最近、スケートをダンスとして考えてみたりするんだ。ただ人が体を動かす様子やなにか動きをつけているところからそう感じたんだけど。そういうことも含めて、スケートはいつも新しいことを与えてくれる。だからMark Gonzalesは、アートのメディウムとしてスケートボードを行っていた素晴らしい例だと思うよ。

 

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■映像作家でもあり、モデルもやってるよね。撮ってる側、被写体どちらも経験していることは作品に影響してることはある?
(笑)どちらの分野でも経験をそんなに積んでないのに、関わらせてもらっていることにとても感謝しているし、どちらの仕事に対しても尊敬しているよ。
モデルの仕事に関しては、いつもベストを尽くして他の人がなにを必要としているのか、どんなビジョンで撮影したいのか理解しようとしているよ。スタッフみんなで協力して助け合うために精一杯やりきってる。
映像作家、写真家としては、被写体を覗き見るような感覚で撮影してるよ。モデルがとても自然体でいる瞬間を捉えることだけにとても興味があるんだ。だから自分のモデルの活動は、撮影する以上に(感情的に)少し難しいところがあるね。

■いつも使っているカメラを教えて。
いまは4つのVHSカメラを使い分けているよ。パナソニック製が一番好きなんだ。Black Magic 4Kカメラを持ってる友達とコラボレーションプロジェクトを行ったこともあるよ。予算があれば、16mmとか35mmで撮りたいけど、今はとりあえずVHS と 4Kを使ってる。

 

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■パーソナルな目線から撮影していて、とてもリアルで魅力的に感じるんだけど、なにか一貫したコンセプトはある?
ありがとう!素晴らしい作品は、製作者たち自身から、またはその人たち自身のために制作された作品でもあると思うんだ。たとえ発表する予定がなく、人々が気に入るような形でない作品だとしても、とりあえず制作していくんだよね。そういうことの繰り返しが、素晴らしい作品を作り上げていくんだと思う。ふだん撮影するときに、被写体の至近距離まで近づくから、自然と沢山知り合いも増えていってるよ。
“Llune’m” と”Delonely”のようなビデオ作品が一番感情的に強い作品なんだ。純粋に自分のために作ったビデオであり、僕がその時どのように感じたのか、どれだけ夢中になったのかはっきりと分かるように作らなければいけなかったからね‥‥だから、撮影のコンセプトとしては、作品に夢中になりすぎないようにすることかな。

■アーティストKelsey Brookesのアシスタントにも就ていたそうだね。彼の個性や作品の一部はJulianにも影響してきてる?
2年以上も前のことだけど彼のところで働いてたよ。今まで出逢った人々の中で、とても優しくてとても魅力的な人の1人だった。そして魅力的で、好奇心をそそるような強いエナジーの源を持っているような人でもあったよ。指導者としても彼はとても最高で、いつも面白い洞察力を与えてくれていたんだ。僕が持ってるアイディアを一つ一つ明確にしてくれたし、本当に重要なことを見出してくれたんだ。それは、まるで砂金か何か宝物を見つけるような感覚に似てた。大きな鍋から砂金を見つけるために、必死で選別していくような感覚。少しアナログな表現ではあるけど(笑)とりあえず、いつも彼は素晴らしい人柄で積極的にサポートしてくれたよ。

 

Kelsey Brookes//hands from julian klincewicz on Vimeo.

 

■Gosha Rubchinskiyとはいつ出会ったの?何か共通点を感じることってある?
実はInstagramを通してGoshaに出逢ったんだ。たぶん1年くらい前だと思う。何回か話したり、メールしてるうちに、彼のパリでのコレクションA/W2015のバックステージの映像撮影に誘われたんだ。僕らは、自分たちのヴィジョンを作ることにただただ夢中なんだと思う。ヴィジョンが生まれたり、お互い身体的に感情やエナジーで現実を見ることに突き動かされるんだよね。

 

SPORT (Gosha Rubchinskiy X Julian Klincewicz) from julian klincewicz on Vimeo.

 

■原宿・ROCKETで去年個展を開いたよね。その時が初来日でもあったらしいけど、サンディエゴとなにか違う所ってあった?
実はその時が来日2回目だったんだ。初めて来日したのは一昨年の10月頃で、1週間滞在のチケットを買って。でも結局2ヶ月くらい滞在したね。東京は様々なエネルギーがある街で、そのエネルギーは僕の地元、サンディエゴとは真反対だよ。東京にいる人はどこかに行ったり、人と出逢ったり、なにか作ろうとしているように思えて、そういう所が好き。地元のサンディエゴは何もすることもないし、でもその分とてもリラックスできる。リラックスできることは、本当に最高なことだと思っているんだけど、個人的には忙しくしてることが好きなんだ。だからそういう意味で東京の街自体、いつも忙しい雰囲気で魅力的だよね。

■日本の大学に行きたいって言ってたくらいに日本が好きみたいだけど、魅力的なポイントは?
日本は最高だよ!!いまはベルリンかニューヨークの大学に行こうかなと思ってるんだけどね。
代々木公園が好き。1分で原宿の中心部にいけるし、5分くらいで広大な草原、池、木がある場所にいけるからね。人々がとてもオープンで、優しいんだ。僕にとっては、みんないつも面白くて一緒にいるのが楽しいよ。

 

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■Julian自身もZINEでポエムを綴っていて、村上春樹の本を持っているそうだね。日本のカルチャーにも影響受けている?
村上春樹の本が本当に好きなんだ。「羊をめぐる冒険」が彼の書籍の中で一番好きだけど、結局全作品好き。東京滞在中は「スプートニクの恋人」を読んでいて、彼が描いている場所を現実でも感じられたのは、とてもいい体験だったと思う。サンディエゴで読んだ時は、青山という場所自体遠かったからね。
日本のカルチャーからは、時々影響を受けているよ。ROCKETで去年の4月展示を開催したんだけど、日本での展示ということに対して意識を置いていて。その意識にとてもインスパイアを受けた展示だったと思う。初めて日本に来た時に日本のカルチャーから一番印象を受けたのは、やっぱり村上春樹の文章だね。

 

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■サンディエゴのクリエイティブシーンはどんな感じ?
いまは、サンディエゴのノースパークにある自分のアパートメントの部屋とは別の場所で、仕事をしてるんだ。自分の仕事の大半が、ビデオをベースにしているから、ちゃんとしたのスタジオは必要ないよ。スタジオをすぐに見つけたいところではあるんだけどね。自分が作りたい新作は、フィジカルなものだからもうちょっとスペースが必要なんだ。

■最近のプロジェクトを教えて。
いくつかプロジェクトがあるんだけど。去年はDazed&Confused magazineで新作の映像を公開したよ。あとは地元のお店とスケート/アートの映像を作ってる。僕の友達、Theo JacobsonとはAltamont Clothingと協力して、新しい音源をリリースしたし、2冊のZINEも作ったね。1冊はロシアの写真を載せていて、もう1冊は雑誌や写真、文章、服、オブジェクト、音楽、映像など様々な要素が混ざった感じに仕上げたよ。

 

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◼︎どんな仕事に今後はチャレンジしてみたい?
織物の制作をしてみたいと思ってるよ。カーペットやブランケット、カーテン、テーブルクロスとして、使われているようなものに大きなテキストを入れたり。新しくて、今まで自分でやってきたことと違う作品制作に一番ワクワクするんだ。
あとは、ランウェイショーもやってみたいと思ってる。たぶん1シーズンとかの周期だけど、僕がデザインして、作った服をショーで発表してみたいんだ。今までに比べて、とてもアートのインスタレーションになり得ると思うから。

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■Please tell me your childhood life. What were you keen on?
I was born in Chicago  to Polish Hungarian parents, and lived there until I was 7, when my mother and my sister and I moved to San Diego. As a real little kid I loved climbing, we used to have these pillars and beams that ran up the walls and across the ceiling of our apartment in Chicago, that I would shimmy up, and then climb across. I’d climb every tree I could too.
when we moved to san diego, I started to Gymnastics for a year, and then Joined a circus where I did Unicycle, Tight-Wire, Trapeze, Juggling, and a bit of the Trampoline/Acrobatics stuff. I started Skateboarding when I was 10, and eventually stopped doing circus because I just wanted to skate all the time.

■You have continued skateboard since 10 years old. How does skateboard influence your life and your artwork?
Yeah, skateboarding was definitely the first thing I ever really loved to do. Skateboarding as a whole is a really creative field. Everything you do has to be creative to some degree- your style on a board, the artwork on your board, what spots you skate, how people photographs that spot, how the filmer films the trick etc etc. Recently I’ve been looking at skating in terms of dance- just the way peoples bodies move, and the motions they make. There’s always something new in skating to be inspired by. Mark Gonzales is a great example of skateboarding as a medium for art.

■You are not only videographer but also sometimes model, so you experience both side (videographer and object) in shooting. 
How does this experience influence your works?
Hahaha, it definitely makes me appreciate and respect both jobs a lot more than I would if i didn’t have the experience of doing both…
for modeling it’s sort of like anything else, you try to do your best and read what the other people’s needs are, and what their vision for the shoot is, and you do your best to help and collaborate.
As a videographer/photographer, I’m usually more interested in just filming people as they are normally, something very natural that lets you take a peek into who they are…
Modeling is definitely a little more difficult (emotionally) for me to do than filming though.

■Which video camera do you usually use? 
Right now I’ve been using four different VHS cameras, my favorite is made by Panasonic. I’ve also been collaborating on a project with a friend who has a Black Magic 4K camera. If I could get the budget, I’d love to shoot a film on 16mm or even 35mm… For now though it’s just VHS and 4K.

■I felt the object in your film is taken from the personal and close point of view and
that is so real and interesting. Do you have any consistent concept in your works?

Thanks! I think the best work that someone will make, is work that they are making from and for themselves. The work that you’re going to make even if you have no prospects of showing it, or no conformation that people are going to like it, but you still make it anyways- that’s going to be the best work. Usually when I film people, it’s people I’m really close to, and have a lot of personal connection with. There’s a few videos, like “Llune’m” and “Delonely” that I think are emotionally stronger than the rest, because they’re videos I made purely for me, because I had to make them to figure out exactly how I felt or I’d just feel too crazy… I guess the biggest theme is trying not to feel too lost or crazy.

■You were an assistant to Kelsey Brookes. What part of his character and artworks
influence you and your artwork?

I’ve been working for Kelsey on and off for the past two or so years… He’s great. He’s one of the nicest, most interesting/engaging people I’ve ever met, and has that sort of energy that can really draw you in and make you curios. As a mentor he’s great, he always gives really interesting insights, and will help walk me through ideas I have, to help figure out what about them is really important… kind of like panning for gold or something, where you have this big pan of sand, and then you sift through it to find the pieces of gold to hold on to. maybe that’s too corny haha. Anyways, he’s just a really great guy, and is very supportive.

■When did you meet Gosha? What common point do you feel you guys have?
I met Gosha through Instagram actually, probably about a year ago. We started talking and emailing back and forth a bit, and then he invited me to make the backstage video for his A/W2015 catwalk in Paris. I think we’re both just interested in creating our own visions, and we’re both very driven to make those visions happen, to see them in real life as physical things, as motion, as energy.

■It might be the first time for you to visit Japan when your exhibition was held in ROCKET.
What point was most different point from your location? 

The exhibition at ROCKET Gallery was my second trip to Japan. The first time I came was last October. I bought a ticket for a week, and ended up staying for two months. Tokyo just has a lot of energy, and that energy is just the complete opposite of San Diego’s. It seems like everyone has something to do in Tokyo- somewhere to go, someone to meet, something to make, I like that. Here in San Diego, there’s no sense that anybody has to do anything, it’s very relaxed. I’m sure for some people the relaxedness is really great, but I like to be busy, and it seems like Tokyo is always busy.

■I saw you want to go to the university in Japan and love Japan in some interview.
What is most attractive point of Japan?
Japan is great!! Now I’m thinking about maybe going to University in Berlin or New York though.
I love Yoyogi Park. How you can be in the heart of Harajuku one minute, and five minutes later be in the middle of big grass fields and ponds and trees. Generally people are much more open and much kinder too. To me it seems like everyone is always excited about something, which is nice to be around.

■You wrote poem in ZINE and also seem to have Haruki Murakami all books.
Does Japanese culture influence you? Since when?

I love Murikami’s books. A Wild Sheep Chase is my favorite by him, but I love all of them. I read Sputnik Sweetheart while i was staying in Tokyo, and that was great because it gave me real context for where the places in his writing are… Reading them in San Diego Aoyama is just some far off place, but all of sudden they all became real for me.
I think Japanese culture influences me sometimes. In the exhibition I showed with ROCKET Gallery last April, the presentation of it was definitely inspired by the emphasis put on presentation of objects in Japan. Prior to my first trip to Japan though, the most vivid reference points I had for Japanese culture came from Murikami’s writings.

■Please tell me the current creative situation of your place.
Right now I just work out of my room at my apartment in North Park- a neighbor hood in San Diego. Since the bulk of my work so far is video based, I haven’t needed a real studio. I’d like to get a studio soon though. The new work I want to make is physical, and needs a lot of space to be made. I’m thinking of moving to San Francisco in December, so hopefully I could have a room and a studio up there.

■Do you have any upcoming projects?
I have a couple projects coming up. I’m going to be doing a new video with Dazed magazine pretty soon, I’m working on a skate/art film for a local shop here in San Diego. I’m going to be releasing some new music in partnership with Altamont Clothing and my friend Theo Jacobson. I’m planning to release two Zines too – One with my Photos from Russia. The other will be sort of like a magazine, a mix of everything – photos, writing, clothing, objects, music, video, etc..

■What kind of things do you want to try to do from now?
I really want to make these tapestry weavings. Like big text based pieces that would work as Carpets or Blankets or Curtains or Table cloths or something. That’s what I’m most excited about trying to make- something totally new and different from what I’ve done before.
I also want to have a Runway show, maybe just one season or something. But a show where I would design and make all of the clothing for it. It’d be more of an art installation than anything else.

Interview and Text by Yukiko Oyama

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REPORT: 小町渉 個展「KAMO River Runs Through It」

今夏に中目黒のVOILDで開催した小町渉による個展「KAMO River Runs Through It」。扉を開けてみると空間一面にブルーが揺らぎ煌めき、来場者全員がその神秘的な雰囲気に魅了されていた。新宿で生まれ育ち、最近拠点を京都に移したストレンジャー(彼)から見た京都を表現した今回の展示。展示以外にも俳優/映画監督 故デニスホッパー氏との出会いや作品製作を始めたきっかけから、京都に移してからの彼の新たな制作活動について伺った。

 

_MG_1300©WATARU KOMACHI, in courtesy of VOILLD
VOILLD
http://www.voilld.com
contact@voilld.com

■若い頃から音楽に触れ続けていたそうですね。そこからアートに興味が湧いたきっかけを教えてください。
若い頃バンドを組んでいて、アート活動は特に行っていませんでした。もちろん好きではあったので、横尾忠則さん,アンディ・ウォーホル,バスキアやキースヘリングなどは見ていました。20代の時はミュージシャンになりたかったんですよ。
そこからアートに引き寄せられたきっかけは、俳優/映画監督 故デニスホッパー氏との出会いでした。バンドではフライヤーを作ったりギターにコラージュなどをしていました。
ある日、彼の映画のパンフレットの為のコラージュを日本の映画配給会社から依頼を受けたんですね。でも先ほども言ったように当時は、音楽活動の方に比重を置いていたのでアルバイト気分で引き受けてみたんです。
その後、映画配給会社の担当の方からデニス本人がオリジナルを購入したいという申し入れを伺いました。当時はバンドを続けながらも、まだアルバイトも掛け持ちしていた時代でした。なので、本人に会ってみるのもいいかな?ぐらいに思っていて。そしたら、たまたま日本の雑誌社に本人の自宅に一緒に行こうと誘われるチャンスに出会いました。そういう色々な偶然が重なり、LAのスタジオに向かうことになったんですね。彼はでアートコレクターとしても有名だった程、アンディウォーホールを始めアートと密な付き合いを持っていました。

だから彼のスタジオに入ると、今まで画集でしか見たことなかった作品がスタジオに飾ってあり、強い衝撃を受けましたね。例えばバスキア、ラウシェンバーグやアンディウォーホールなどの長年見てみたいと思っていた本物の作品が飾ってあったんです。それに彼の解説付きで数々の本物を見て回りました。当時バンドもうまくいってなかったこともあったと思いますが、本物から受ける強烈なインパクトを受け、そこで意識の変化がありアートの世界に転向しようと思ったのが一番初めのきっかけですかね。

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■そこからアーティストとしての道を歩み始めたわけですが、具体的にどのように活動の幅を広げていきましたか?
美大もデザイン学校で学んだ経験もなく、周りにもそういう人が居ませんでした。だからアートのノウハウが分からないまま、本当に手探りでやるしかなかったですね。一般的な順序や方法も知らなかったので、自分なりに興味があるビジュアルには積極的に触れていきました。例えばアパレルショップやカフェでかっこいいウィンドウディスプレイやアートを見つけたら、そこにアポ無し飛び込み営業しに行ってみたり。そのように少しずつ自分なりの方法で歩んできました。

 

■手探りとはいえ、活動していく中で躓くこともあったのではないでしょうか。
美大や専門学校ですと手法など周りに相談できると思いますが、自分は誰一人周りにそういう人が居ないから当時は辛かったですね。バンド仲間と飲み屋でシルクスクリーンって何だ?なんて相談した記憶があります。当時必ずしもアートだけでなく音楽/SHOP/CLUBなどの様々なカルチャーにまんべんなく魅力を感じ、自然と足を運んでいました。たぶん普通のアートの人より最初からボーダレスに活動していたと思います。それは単純に術を知らなかったってだけでもありますが。

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■ファッションとの仕事を行うようになったきっかけを教えてください。また、元々ファッション自体に興味を持ったきっかけも教えていただけますか。
ファッション自体に関心を持ったのは、アート&デザインの活動も少し安定してきた時期、反面, 作品や自分を取り巻く仕事環境にマンネリを感じてしまっていたんです。 また妻がインディーズファッションデザイナーだったのでその影響は大きいです。

ある日妻が読んでいたイギリスのファッション雑誌に小さく載っていたカスタマイズドT-SHIRTSの写真に衝撃を受けました。それはロンドンのセレクトSHOP「ザ.パイナルアイ(the pineal eye)」)の小さい記事だったんですが、翌週にはお金を工面しロンドンへ飛びました。「ザ.パイナルアイ(the pineal eye)」では(NOKI)(ヴァヴァドゥドゥ)(ドーターオブスタイル)などの既存のブランドにはないDIYスタイルのアート作品とも言える新鮮な服に打ちのめされました。余談ですが、当時の「ザ.パイナルアイ(the pineal eye)」のスタッフはニコラ・フォルミケッティさんでした。

また当時のロンドンの街自体の勢いも肌で感じて「カテゴリーなんて気にせず、自由にやろう」ってすごく楽になったんです。ロンドンの カスタマイズ洋服を取り扱う店ではお店の壁にも若手デザイナーによる素晴らしい絵が描かれているのを見て、アートもファッションも関係ないと感じました。その後に「ザ.パイナルアイ(the pineal eye)」で2回個展を開催し、ファッション業界との仕事にも挑戦するようになりました。

 

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■活動範囲を広げ、色々な人に会う中でもらった印象的な言葉はありますか?
デニスホッパーから直接言われた「偽物は本物より上手いんだぜ」って言葉ですかね。言われた当時は、その言葉の意味を全く理解できませんでした。
でもその後、制作していくうちに徐々に意味が掴めてきて。偽物って要するにお手本があるから、上手く完成できますよね。本物をそのまま模写すればいいだけ。でも本物って最初に何もない所からスタートしますよね。なんのパーツも用意されていないから、制作していく中で細かい所に気が回らない。端っこが少し汚くても気にせずに完成させる。きっと彼が言いたかった意味はそういうことで、本質でもあると思いました。SOMETHING ELSE いう事ですかね。

そしてその言葉は、今でも自分の制作に対する考えに影響しています。自分が絵を描いている中で、常にやっぱり予定調和じゃないものを制作したいと考えています。長く経験を積んでくると、それなりのものが簡単に完成できちゃうんですよ。でも、それだと自分で自分のことを模写しているようでつまらない。だから、常に自分が見た事のない新鮮なテイストのものを追求しています。出来たものが下手くそでも安っぽくてもよくて、そこに特別なものが含まれていればOKと思ってます。未だ自身が見ぬオリジナルをいつか生み出せればと思ってます。なので、彼の言葉を忘れずに当時からずっと深く残っています。

 

■デニス・ホッパーから大きな影響を受けてきたと思いますが、普段から影響を受けるものを教えてください。
もちろんファッションや街で見つけた看板など含め、365日毎日見るものですかね。例えば、展示会場の壁に思いつきで描いた「I WAS A TEENAGE SATURDAY NIGHT HOMELESS」は作品として深い意味を持たないけど、自分にとっては何か引っかかる言葉なんですね。
そのような言葉やイラストが、たとえ作品に直接反映されていなくても、自分の中に積み重なっていくんです。そうしてアイディアや絵を描きまくったノートが数え切れないくらい溜まっていて。制作する時は、その蓄積を最終的にどれからアウトプットするか考えて始めています。全部出すとやり過ぎだから、最後に自分で編集していく感じですね。

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■今回の展覧会のステイトメントも普段の実話を元に制作しましたか?
今回のステイトメントでは、鴨川で起きたノンフィクションとフィクションを半分ずつ混ぜました。自分としては、インスタレーションに対してのイントロを示したかったんです。京都の繊細で不思議な印象を強調したく叙情詩のようなニュアンスを入れた少しファンタジーなステイトメントを書いてみました。

 

■ メインの色彩は、「川」「鴨川」を連想するようなブルーですよね。
そうですね。でも川と言っても、普通の川ではなくファンタジーな「MOON RIVER」をイメージしました。川って、人生や人間一人ずつを表現していると思うんですね。それで今回は「ハッピーエンド」をサブテーマになぞらえました。英語だと本当は「ハッピーエンディング」なんですけど、わざと和製英語を使ってみて。全体的に、色彩も言葉もファンタジーのようなものを多く混ぜてみましたね。

 

■今回はストレンジャーとして京都を見た視点を描いていますが、京都に移ってみてから改めて東京に感じることもありましたか?
僕は新宿で生まれ世田谷で育ち、四半世紀東京で過ごしていました。京都に拠点を置いてから、改めて東京って便利だなと思いましたね。
だから、京都に移った当初は京都を不便に感じました。例えば画材屋が早く閉まるとかものが簡単に手に入らないとか。でも、徐々にそういう不便さがもの作る上においては良いと思ってきて。なんでも満たされて、どれでもいいよって中で暮らしてると案外ダメなんですよね。それは今回のビニールで制作した作品にも表れていますね。キャンバスを注文して待っているって行為が何か制作モチベーションが萎えてしまう様でDIY精神でホームセンターのビニールシートを買ってきて手作りの枠に貼りました。最近自分の中で、作品としてのクオリティはあまり考えず感覚/直感優先で考える様になりました。それは単純に肩の力をすごく抜きたかったっていうのと、今までのアカや手グセを一回リセットしたい気持ちがあったんです。
新しいことを試みてみたいなと思ってます。

 

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◼︎京都に移ろうと思った最初のきっかけを教えてください。
さっき言ったみたいに何か変化を求めていたのもありますね。あと、単純に家の更新をするタイミングで妻が京都に良いアトリエに出来る場所があるよって見つけてきてくれて。それで僕は実際に場所を見ずに写真だけで決めました。それで初めて家に行った時に、初めて自分が借りる家を見た状況でした。(笑)だから、パソコンのMacでいう強制終了した形で東京から離れましたが、逆にそれが新鮮でした。そうでもないと、割とルーティン、変わらない日常の中で制作し続けることになってましたからね。その後は不便さを味方につけ始めたように、環境が変化しても最終的に動じることもなく暮らしてます。

 

■コラージュだけではなく、その素材となる画像も自分で撮影するそうですね。
そうですね。今までは、ヨーロッパの雑誌やストックしていた古本など既存の印刷物からセレクトした素材を使ってました。それは今でも続けてるけど、そのスタイルに対してマンネリ化を覚えてしまって。古本屋行って買ってきて、素材を作品にするスタイル自体が、やっぱり予定調和になってるような気がしました。それはそれで刺激的なやり方なんですが。。
だったら、今までやったことのないオリジナルの素材で制作することに面白さを見つけたんですね。それで一番最初に制作したのが、フランスのドローンミュージシャンのハイウルフが 女性ドローンミュージシャンChicaloyohと来日している時でした。彼に連絡して、京都のアトリエで
撮影した彼の写真を前回の展示で使用しました。今回の展示は、モデルでありミュージシャンの姉妹ユニット(AMIAYA/アミアヤ) さんに協力していただいたんです。ただ今回違う所は、彼女たちにセルフィーしてもらったことです。僕が撮るのも良いとは思うけど、今の時代性を考えると彼女たち自身で撮影する行為の方が合っていると思いました。その時代感をアートに落とし込みました。

 

■2人を選んだ理由を教えてください。
彼女たちのブランド「jouetie」と雑誌「NYLON」の企画でコラボレーションをすることになったのが、初めてお会いするきっかけでした。
それで彼女たちが前から僕の作品を気に入ってくれていた話を聞いて。話しているうちに、彼女たちがすごい音楽も好きなことも分かって次の展示で何か協力してほしいなと思ったんですね。あと 双子の持つ透明で神秘的な所が巫女さんのようにも感じました。それで

「次京都が題材の展示やるんだけど」って相談したら「全然いいですよ」って。

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◼︎京都に移ってから、以前の作品制作スタイルとは変化した部分もあるんですね。
そうですね。昔は最初に自分で想像していた形に重きを置いてました。でも、やっぱり次第につまらなく感じ始めて。所詮形が実現したところで自分の尺の中でしか達成してないからちっぽけに思えたんですね。それだったら、自分が考えてもなかったものが出来上がった方が楽しいので、最近の制作は直感を頼りに進めています。
また以前より、かっこ悪い部分も含まれた自分の内面を反映した作品を制作するようになりました。、下手くそでも作りたい時に作ったものを描いて発表しています。
例えば、年を重ねて長くやっているうちに、(主にクライアントワークスで)失敗できないことが沢山でてきたんですね。
その失敗することも出来ない小さい器が嫌で。なんとなくパッケージされた良い作品って簡単に作れるようになってきてしまって。だから逆に、そうじゃなく下手でもそこに今本当に表現したいと思っているものが含まれていれば自分にとってですが、良い作品だと最近は思い始めました。かっこいいだけでも、綺麗なだけでもない自分の感情も乗っかっている作品。そういう自分の世界をこれからは出していきたいと思ってます。
そういう心境の変化もあり、50歳ですけど、最近久しぶりに楽しいなって感じ始めましたね。

 

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ロブ・キドニー 個展「KAITEN KIDNEY」

1月16日より、ロブ・キドニー 個展「KAITEN KIDNEY」が原宿・老舗PUNKショップ「A STORE ROBOT」にて開催されます。

kaiten kidney_front© Rob Kidney

KAITENKIDNEYとは、英国ブライトン大学でイラストレーションを勉強していた頃からの
スタイルで、自分のアトリエでアイデアが”回転寿司”のように回っている様子を表しています。

日々描き溜められた絵は、まるで皿の上に乗っかる魚のようにベルトコンベアで運ばれ、
ロブの頭の中で巡回しています。作品制作や絵の仕事が来た時には、その中から好きなものを
ピックアップし、自由に組み合わせて構成していくのが”KAITEN KIDNEY”の技なのです。

今回の展示は、過去3年間に蓄積されたロブお気に入りの絵の集大成といえるべき個展です。
また、絵画作品だけでなくバッジやステッカーなどの人気グッズも豊富に展開。

 

まだロブ・キドニーの絵を見たことない人も、ファンにとっても
見逃せない展示を是非来年初めからご覧ください!

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会期:2016年1月16日(土)~2月7日(日)
会場:A STORE ROBOT
東京都渋谷区神宮前2-31-18
営業時間:12:00以降 ~ 20:00位(不定休)
レセプションパーティ:1月16日(土)18:00~21:00

ロブ・キドニー/Rob Kidney
1969 年英国ブライトン出身。音楽やアパレル、雑誌などで活躍するアーティスト/イラス トレーター。
鮮やかな色と力強い手描きのラインでインパクトのあるイラストを多数手掛ける。
Basement Jaxx(XL-Recordings), Ozone Rocks, Universal Music, BMG Japan,
祥伝社, Victor/Speedstar Records, avex music creative Inc.など様々な企業とコラボし、
最近では子供服ブランドCHUBBYGANGのデザインで人気。クラブやファッションショーなど各種イベント
でのライブペイントも好評。2012 年、東京・田端にアートギャラリー WISH LESS をオープンさせ、
展示会のキュレーションを担う。2014年9月にはインテリアブランド unico で家具へのライブペイントが話題を呼んだ。

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多田玲子 個展「おとこのこ おんなのこ」

12/27(日)まで、東京の仙川・カフェ「ニワコヤ」にて多田玲子 個展
「おとこのこ おんなのこ」が開催中。

美味しいランチ、レモネード、焼菓子なども味わえる「ニワコヤ」は、
多田さんの母校に隣接している馴染み深いカフェでもあります。
今回は、イラスト、ドローイングにもカテゴライズされない船遊びに近い
一風変わった展示を開催します。

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多田玲子 個展「おとこのこ おんなのこ」
日程: 12月8日(火)〜12月27日(日)
時間: 9:00~18:00  ※月曜休み
場所: 仙川 niwa-coya
http://www.niwacoya.com東京都調布市若葉町1丁目28−28
電話: 03-5315-2848

♦︎12/23水曜祝 16時から よしのももこ 歌とギターライブ&多田玲子 ライブ ペインティング
1800円(1ドリンク付き)

♦︎12/26土 16時から 「あったずもナイト」 昔話と音楽と踊りの夕べ
伊藤麻実子(朗読) 熊坂路得子(アコーディオン) 長谷川宝子(踊り)
ゲスト 多田玲子(紙芝居)
2500円 (1ドリンク付き)
イベントの予約はニワコヤさんのほうまで電話かメールでお願いします。
定員は約25名ほど。子供はドリンク代500円のみ。

詳細
http://memo.tadareiko.com/?eid=1236464

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また12月11日より、原宿・TOKYO CULTUART by BEAMSでは「PHYSICAL TEMPO 七不思議」にも参加。
こちらには招き猫や鶴と亀など縁起のいいものを描いた「きわめてえんぎのよいはがきセット」や
新作の「未確認生物お気に入りファッションステッカー」などミステリアスな雑貨を出品する予定です。

年末にかけて、多田玲子さんの可愛くてユニークな世界にのめり込んでみては。
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「PHYSICAL TEMPO 七不思議」
http://p-tempo.com
日程: 12月11日(金)〜1月13日(水)
時間: 11:00-20:00
※12/17(木)、1/1(金)、7(木)は休み、12/31(木)、最終日は18:00まで
場所:TOKYO CULTUART by BEAMS
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7 3F
TEL:03-3470-3251

♦︎12月28日にはMurgraphと共に「オカルト似顔絵」を開催。

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“SHIT LAND” curated by a painter, Ly and an owner of GARTER, Koshiro Ebata

12月11日(金)よりGARTER GALLERYにて、ペインターLy(リイ)・GARTER江幡晃四郎の
キュレーションによる「SHIT LAND」展が開催します。

 

SHITLAND_DM_1203

 

ペインターであるLyは幼少よりアートスクールで絵を学び、11歳の時、デッサンの授業で
いっしょにスクールに通っていた友達に圧倒的な技術の差を見せつけられ彼女への嫉妬心で挫折します。
以降スクールには通うものの、自由に描くのみ。絵の上達はいっこうにせず、デッサンが
下手なので美大にもいけないという被害妄想に悩まされます。

高校のときのスケーターの彼氏の影響でストリートアートに出会い、ミューラルペイント、
グラフィティの魅力を知り、虜になるものの彼らのグラフィティ技術に嫉妬。
ここから彼女は、絵がうまく描けない「怒りやHATE」、「嫉妬」、「ふざけんな!」
「くそが!」のみで数々の作品を生み出してきました。
そんな彼女でも、20年も絵を描き続ければ自然と絵もうまくなりました。彼女はどんな
大きなミューラルも、幼い頃に想像した世界も、あらゆることが描けるようになっていました。
5年前は、巨大なミューラルを描いた後でも、「終わった!次!ふぁーっく!」と
次の壁に怒りをぶつけていました。

しかし彼女は今、自分の作品を愛し、人からも作品が愛されています。
「いい作品が出来たあ!やった~!」と自分の作品を、自画自賛する余裕のある、
怒りのない、生温い気持ち悪さに気付き、「やばい!この感じ!超気持ち悪い!」
と我に返ります。ここで彼女の温いクソな5年間が崩壊。怒りのないツケが爆発。
様々な「SHIT」の感情が溢れ出します。それにより「怒り」の象徴「SHITちゃん」が
2015年に誕生しました。

スクリーンショット 2015-12-07 13.46.58

今回の展示では、彼女が5年前に描けなくなった、怒りのみで描く、描き込みのミューラル
ペイントが会場全体に埋め尽くし、その会場内に彼女のSHITする、または嫉妬する
アーティストを招き『SHIT LAND』と称して怒りの架空テーマパークを創りだします。
彼女の制作の根源は「SHIT」。

 

今年6月には、弊社ギャラリー・CALM&PUNK GALLERYにて
展覧会開催予定のペインター、 Lyによる爆発した世界観、是非お見逃しなく!
————————————————
会期:12月11日(金)~12月27日(日)
14時~20時 *火曜休廊
入園料:ドネーション制(永久フリーパスポート5000円)
SHIT LAND 閉園パーティ 12月11日(金)18時~22時
https://www.facebook.com/events/928289950598735/

場所:GARTER GALLERY
東京都杉並区高円寺北3-4-13

『SHIT LAND』展

-閉園のおしらせ-

拝啓

SHIT LANDは”眠るんだ、夢を見ろ”をコンセプトに御来園の皆様にSHITな気持ちを
啓発することを目指してきた体験型テーマパークです。

しかし開園から5年1ヶ月が経ち、世の中の温かすぎるご声援により当初あらゆる事に
感じていた『SHIT』は失われ、本当の『SHIT』を表現する事が難しくなってしまいました。
誠に勝手ながら、 2015年を持ちまして閉園する運びとなりました。

開園して5年1ヶ月、皆様のご愛顧まことにありがとうございました。

つきましては、閉園にあたり『SHIT LAND』展を開催いたしますので、ご案内申し上げます。

尚、会場内のペイントされた壁はすべて好きなサイズで購入する事が出来、
SHIT LAND内のシーソー、空中ブランコ、ゴーカート等のアトラクション、椅子や壷などの
その他備品も全て購入可能です。 ご来園されるお客様により『SHIT LAND』は解体されて逝きます。

是非、この最後の機会にLyのSHITなミューラル、アーティスト達の「SHIT」を観にお越し下さい。

SHIT LAND 園長 Ly

ARTIST
Ly/Koshiro Ebata/Vampillia/HIDDEN CHAMPION /丸岡和吾/Mayumi Yamase/
DEAD KEBAB/ロジャー・ジャヌワタ/M.I.P/YOSHIROTTEN/?

CURATOR
江幡晃四郎/Ly

Ly
東京生まれ。ペインター。白と黒と、グレーで只管、小さい頃から脳につくってきた世界,
モンスターを描く。主に制作の根源は「SHIT,HATE」。東京を中心に、パリ、バンコク、
ロサンゼルスなど国内外でミューラルを中心に活動中。
今回の展示では、ここ数年穏やかに過ごしすぎてきたツケである「怒り」の象徴
”SHITちゃん”のミューラルを描き殴る。
高校生のときから神様はハーモニー・コリン。
www.ly-m.net

Vampillia
大阪が産んだ次なるオルタナティブ音楽グループ。ライブイベント「いいにおい」を主催。
Bjork,Sigur Rosの作品を産み出したGreenhouse StudiosにてBen Frostをプロデューサー
に迎え、1stアルバム「some nightmares take you aurola rainbow darkness」を制作。
emperor、opethらをリリースする名門エクストリームメタルレーベル
candlelight recordsと2014年契約。
今回の展示では、SHIT LANDテーマソング”Ice Fist”と”Animal Collective”が
プロデュースした世に出回ることのない幻の御蔵逝きアルバムを出展。
http://vampillia.com

HIDDEN CHAMPION
2003年に創刊した日本発のフリーマガジン。アート、ミュージック、スケートボード、
BMXなど様々なストリートカルチャーをミックスし、他のメディアではあまり見られない
「隠れたチャンピオン」を独自の視点で取り上げ、フリーマガジンという気軽さで
多くの人達から支持を集めている。
2015年にHIDDEN CHAMPIONの過去10年間のアーカイブを纏めた
『ARCHIVES – Ten years of Hidden Champion』などをリリース。
http://hidden-champion.net

KOSHIRO EBATA
ファッションデザイナー。2013年よりスタジオをシェアしているChim↑Pomの
リーダー卯城竜太からをアート講義を2時間程飲みながら受け、楽しそうだなと思う。
人の土俵を拝借して今回の展示にて憧れのアーティストデビュー。
盗作、贋作をテーマに他力本願な作品を発表予定。
http://garter-tokyo.com

YOSHIROTTEN
Graphic Artist / Art Director
東京を拠点にしながら、世界中にクライアントを持ち、数多くのブランドや
ミュージシャン、企業へのデザイン提供、コラボアイテムを制作。
2013年GASBOOK社より自身の作品集を発売。
東京、ベルリン、ロンドンで作品発表も行う。
http://www.yoshirotten.com/

MAYUMI YAMASE
高校卒業と同時に渡英。 ロンドン芸術大学、Chelsea college of arts and design
にてFine art科を専攻、次席で卒業。ソフトスカルプチャーを使いインタラクティブな
作品と抽象的なドローイングを主に、相対するリアリティ(肉体)とファンタジーを
コンセプトに制作する。現在は東京を拠点に国内外で精力的に活動中。
http://www.mayumiyamase.com/top.html

KAZUMICHI MARUOKA
1978年広島県生まれ 髑髏作家
東京を拠点に活動する。髑髏や骨をモチーフにした陶器、ドローイングや
インスタレーションなど、死をテーマに様々な表現を展開する。
今回の展示では「Death Stool」を出展。
http://www.kazumichimaruoka.com/

ロジャー・ジャヌワタ
東京の某アーティスト集団所属。作家名は、主に東南アジアで人気があった
イケメン俳優「Roger Danuata」に由来。
今回の展示では高機能電子レンジ「ヘルシオ」を用いた作品を発表予定。

DEAD KEBAB
立体・映像などを使ったインスタレーションを中心に幅広く制作をおこない、
ブラックユーモアの溢れる世界観をつくりあげる。”DEAD KEBAB”とは、ケンカを
しているときに友達から罵られた言葉を、気に入ってそのまま使用したものである。
2015年はスペイン(Pinea de Costa),フランス(VIDEO FORMES)でも作品発表を行っている。
deadkebab.tumblr.com

M.I.P
東京の某アーティストグループ所属。
2015年10月に恋人に別れを告げられるが、LyからM.I.Pの名をもらい新しい
人生のスタートをきった。ロジャー・ジャヌワタとはカラオケ友達。

Ryan Tatar

Ryan Tatar’s West Coast Odyssey

カリフォルニアのサーフカルチャーシーンを切り取るフォトグラファー、Ryan Tatarが伝統あるボートシューズブランドSPERRYのwebサイト上で展開されるThe Odyssey Projectで紹介されています。

SPERRYでは80周年を記念して、アドベンチャーを楽しむ人たちのライフスタイルをインタビュー公開しています。
その中の1人として今回Ryanにクローズアップ。
彼は長年カリフォルニアのサーフ文化の様々なシーンを撮り続けており、その作品のほとんどが「クロス現象」というテクニックを使用して独特な雰囲気を演出しています。
このたびSPERRYチームは、私生活では一児の父となったRyanに着目し、父としてのその姿を作品に写し、そして彼の息子が大きくなったときにその作品を見せることをゴールとするチャレンジを依頼しました。彼の織りなすアドベンチャーライフの中に、クリエイティブな目線と父というテーマをどのように融合させていくのか、、、彼自身が語る「Odyssey」は以下よりご覧いただけます。
将来大きくなった息子へ送る父、Ryanの言葉。それは作品の中にこめられています。

Ryan Tatar believes in one simple fact when taking photographs: let the picture make itself. Ryan has captured the essence of California surf culture almost exclusively on film for many years, often playing with cross-processing techniques that make his photographs truly unique. Ryan recently became a father so the Sperry team sent Ryan out to reflect on the Odyssey of Fatherhood and challenged him with the goal of capturing a photo that he could one day share with his son. Follow along as we send Ryan on an Odyssey to capture a few days in his adventurous life as he balances his creative energy with the new Odyssey of Fatherhood. See more of Ryan’s Odyssey Project at http://odyssey.sperry.com.

To celebrate an 80-year passion for exploration, Sperry is inviting some adventurous souls to embark on an odyssey. Some odysseys are big and transformative. Others are smaller, and just shift perspectives a bit. No matter the size, we want to take people to places unfamiliar, and to experiences unexpected. The only clues to what a person’s odyssey will actually be come inside hand-delivered custom Sperry shoeboxes. All we ask in return is for our adventurers to come back with a story to share. We hope their stories will inspire you to embark on your own personal odyssey.