12月6日(日)までTETOKAにて、水野健一郎 個展「NININ」が開催しています。

今夏には、弊社ギャラリーにて早川モトヒロ、
牛木匡憲とともに展示 『アウターサイド』を開催したばかり。

今回の個展に向けて、水野健一郎からのステイトメントがこちら。
1999 年頃から自身の無垢をあぶり出すために物語を作るようになりました。
それは雑念と向き合う行為でもありました。僕の場合、雑念とは主にネガティヴなもの
(怠惰、不安、恐怖、劣等感、嫉妬)なのですが、それを物語に盛り込むことにより
苦悩が他人事に変換されます。そうして書きためた160 の物語の中から比較的ドラマチックな
ものを選び、アニメ化を目指して少しずつビジュアライズしていきます。しかしそれは
あくまでも創作に没頭するための手段であり、そこで生まれたアニメーションは副産物に
すぎません。本展は2014 年の個展『MICROFICTION 2014』をもう少し進行させた展示に
なります。『NININ』(ニニン/出会い系三部作第三弾)をアニメ化することを最終目標とし、
その世界観を断片的 に切り取った作品を展示します。言わば『NININ』というアニメーションの
存在を仮定したプレ創作展です。仮定の先に想定される完成への過程を拡張し、 パーソナル・
リアリティーへと近づけるのです。
( 水野健一郎 )iimage

『NININ』ストーリー
人間の意識に寄生する地球外生命体ニニンによってデスティニーランドに召喚された
エミリオ・エステバン。ニニンの生態を解き明かすべく、20年間昏睡状態だったボリス・モランの
脳から摘出した腫瘍を媒体としてデスティニーランドへの介入に成功したイヴァン博士と
サヤ・モランはレディースゾーンでニニンの人工繁殖実験を行っていた。ニニンと融合しながら
たくましく成長していくエミリオの運命は20年前のクオリアとの接触によりすでに決まっていたのだった。

 

水野健一郎(Kenichiro Mizuno)
アーティスト。1967年岐阜県生まれ。鳥取大学工学部社会開発システム工学科中退。
セツ・モードセミナー卒業。既視感と未視感の狭間に存在する超時空感を求めて自身の
原風景であるテレビアニメの世界観を脳内で再構築し、ドローイング、ペインティング、
グラフィック、アニメーションなど、多様な手法でアウトプット。個展などの展示活動の他、
ジャンルを超えたコラボレーションを精力的に行う。作品集『Funny Crash』(2009年)、
『KATHY’s “New Dimension”』(2011年)をTOKYO CULTUART by BEAMSより刊行。
2012年より映像チーム「超常現象」、美術ユニット「最高記念室」としても活動。
2013年より美學校「絵と美と画と術」講師、東北芸術工科大学映像学科非常勤講師。
マイファイ(仮)http://kenichiromizuno.blogspot.jp

 

展覧会概要
会期:2015年11月14日(土)~12月6日(日)
時間: 16:00〜23:00
休廊日: 水曜日
イベントのある日は営業時間が変更となる場合がございます。
TETOKAホームページフェイスブックをご確認下さい。
会場: TETOKA
東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
Tel: 03-5577-5309