世界のアニメーションの達成を一望できる上映プログラムや、音楽・美術など他ジャンルとクロスしていくユニークなイベントによって構成される“まったく新しいアニメーション・フェスティバル」”「GEORAMA2016」が開催されます。

GEORAMA2016」では、既に世界”最狂”のクレイ・アニメーション作家ブルース・ビックフォードが、宇川直宏(DOMMUME)のキュレーションのもと、坂本慎太郎、コムアイ(水曜日のカンパネラ)with WEDNESDAY’s MODULAR、七尾旅人ら強力な国内アーティストと未知のコラボレーション・ライブを繰り広げる「チャネリング・ウィズ・ミスター・ビックフォード」、さらにビックフォードを隅々まで味わい尽くすための特別企画「ブルース・ビックフォードのガレージ」、「ブルース・ビックフォードと過ごす特別な一夜」の開催を発表。

さらに日本初来日となる世界最高峰のアニメーション作家、ドン・ハーツフェルトによる「ドン・ハーツフェルトの夕べ」、そして久々の復活決定の報を受けSNS上では早くも戦慄の叫び声が上がりつつある「変態アニメーションオールナイト2016」の開催を次々と発表し、大きな反響と熱い支持を受けこの度、「GEORAMA2016」のメイン会場である座・高円寺にて計5日間開催される「GEORAMAセレクション」の全貌が一挙発表されました。

なお、座・高円寺会場は、世界のアニメーションの達成をできるかぎり多く堪能していただけるよう、前売1日券を特別価格1,000円で販売。

 

世界の一線級で活躍する作家による上映&対談企画「ハウ・ユー・ゲット・ゼア」に、デイヴィッド・オライリー、ドン・ハーツフェルト、ケイレブ・ウッド、ひらのりょうらが出演!

デイヴィッド・オライリー
デイヴィッド・オライリー

ドン・ハーツフェルト©bitter films
ドン・ハーツフェルト     ©bitter films

 

まず2月5日(金)にトップバッターを飾るのは、アメリカのみならず世界のインディペンデント・シーンを代表する2人の作家のコラボレーション・プログラム。CGアニメーション作家として著名で、スパイク・ジョーンズ監督『her/世界でひとつの彼女』のゲームシーンや人気カートゥーン・シリーズ「アドベンチャー・タイム」のゲスト監督なども担当したデイヴィッド・オライリーと、最新作『明日の世界』がアカデミー賞短編アニメーション部門の有力候補とされるドン・ハーツフェルトによる夢の生対談。

アメリカ・インディペンデント界の「今」を背負った二人がどのような言葉を交わすのか? また、同日にはデイヴィッド・オライリーによるスペシャル・レクチャーも実施されます。

 

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『エクスターナル・ワールド』(デイヴィッド・オライリー監督、2010年、アメリカ)

 

続く2月16日(火)には、アニメーション作家たちが作り上げるコミュニティにフォーカス。動画サイトVimeoで絶大な人気を誇る多国籍若手アニメーション作家集団「レイト・ナイト・ワーク・クラブ」と、日本の作家たちが自ら雑貨を売る「ANIME SAKKA ZAKKA」が夢の共演を果たします。レイト・ナイト・ワーク・クラブからはケイレブ・ウッドが来日、ANIME SAKKA ZAKKAは主催者のひとり若井麻奈美が登壇し、対談します。なお、ANIME SAKKA ZAKKAは座・高円寺会場にて、期間中、特別出張販売を、ケイレブ・ウッドはライブ・アニメーション・パフォーマンスも行います。

 

2月17日(水)は、日米を代表する運動創造の魔術師対決。ケイレブ・ウッドと平岡政展が登場し、予測不能な彼らの世界、そのメタモルフォーゼの行く末までをじっくりと掘り下げます。

 

2月22日(月)には、昨年(2015年)11月に渋谷で行われた話題の展示『パワースポット展』を共同で開催した、ひらのりょうぬQ最後の手段の三者が座・高円寺に再度集結。3組のこれまでの活動を上映やトークで振り返ります。

 

 

国内未公開長編アニメーションショーケース」「最新短編セレクション」では、現在世界で最もホットな作品が世界中から集結!

上映プログラムも充実です。いま、アニメーション界では長編が面白い!

「国内未公開長編アニメーションショーケース」では、日本未公開の長編アニメーションを厳選。地域性を濃密に反映し、作家たちの息遣いとリアリティを伝える、優れた達成をここで一望することが出来ます。

 

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『アスファルト・ウォッチ』(シェイン・イーマン&セス・スクリバー監督、2013年、カナダ)

カナダからは作家自身が体験したヒッチハイクをベースにしたローファイ長編『アスファルト・ウォッチ』(監督:シェイン・イーマン、セス・スクリバー)が到着。

アメリカ・カリフォルニア郊外の砂漠に住む人々の独白で構成される『楽園の果て』(監督:O.N.L.S.D&ゲルハルト・トレミ&レオ・カリス)。

韓国からは、数々の映画祭で受賞を重ねる傑作『フェイク』(監督:ヨン・サンホ)をご用意、現代社会の宗教と暴力を抉ります。

南米コロンビアからは、内戦の状況下に生きる若者たちの青春物語『追放』(監督:ディエゴ・ゲラ)を上映します。

 

 

またカートゥーン・ネットワーク史上初の「ミニシリーズ」である『オーバー・ザ・ガーデン・ウォール』(監督:パトリック・マクヘイル)を長編として再編集したバージョンも上映。

 

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『モンスター・ロード』(ブレット・イングラム監督、2004年、アメリカ

そしてご存知、クレイ・アニメーション界の生ける伝説ことブルース・ビックフォードを追った珠玉のドキュメンタリー『モンスターロード』(監督:ブレット・イングラム)も、皆様からの熱いリクエストにお応えして上映いたします(ビックフォードの代表作『プロメテウスの庭』(1988年、30分)と併映)。

 

また「最新短編セレクション」は、彩り豊かな2プログラムをそれぞれ<終わりなきロードトリップ><不気味の谷>と題してピックアップ。

新時代に突入した短編アニメーション界……指針なき時代にたくましく自らの世界観を育む珠玉の作品群をご紹介します。

アカデミー賞受賞作家で人気のクレイ・アニメーション作家アダム・エリオットの最新作『アーニー・ビスケット』などが上映されます。

 

 

 

 

 

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『アーニー・ビスケット』(アダム・エリオット監督、2015年、オーストラリア)

 

実験的プログラム「暗闇のアニメーション」では、ロッテルダム映画祭グランプリ受賞者牧野貴によるライブ上映パフォーマンスも!

そしてGEORAMA2016のグランドフィナーレを飾るのは、2月23日(火)に開催される特別企画「暗闇のアニメーションII 特集:牧野貴のアニメーション」。

普段はアニメーションとは思われない作品の「アニメーション性」にあえてフォーカスを当てるこの企画は、GEORAMA2014で第一回が開催され、その斬新かつ瑞々しい体験に来場者から爆発的な反響がありました。その第二弾にして久々の復活となる今回は「特集:牧野貴のアニメーション」と題して、ロッテルダム映画祭のグランプリ受賞作家で、観客の脳内に創造の火花を散らす実験映画作家・牧野貴をゲストに、牧野貴選出による「アニメーション作品」と、牧野貴作品のコラボレーション上映(ライブ演奏付き!)を実施。トークセッションもたっぷりとご用意し、強烈で、忘れられない、素晴らしい余韻を皆様にお届けします。

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『Space Noise 3D』(牧野貴監督、2015年、日本)

 

いよいよその全貌が明らかとなったアニメーションの祭典「GEORAMA2016」は、2月2日に行われる「ドン・ハーツフェルトの夕べ」を皮切りに、2月23日の「暗闇のアニメーションII 特集:牧野貴のアニメーション」まで3週間、都内数カ所で続々と開催されます。

スケジュール、チケット情報等は今後のアップデートも含め公式ウェブサイトtwitterFacebookで次々配信予定!ぜひチェックしてみてください。